みかん狩り 2019.11.13
自然界は実りの季節を迎え、稲刈りの終った田んぼ、赤い実をつけた柿の木が 秋の深まりを感じさせてくれます。
さて、今週 子ども達は、2日間に分けて みかん狩りに行っています。
行先は いつもの 山の辺のみかん園、幼稚園からバスで30分くらいです。
今朝は出発前、年長さんが「えんちょうせんせい、いまから いってきます」と ごあいさつに来てくれました。
「せんせい、おみかん、だいすきやねん」「じぶんで とって たべるん?」「どうやって とるの?」、昨日は年少さんが出掛けましたが、まだみかんを取ったことのない子がほとんど。
先生に「そうよ、今日行く所は みかん山、みかんの木が たくさんあるの。少し青いのもあるけど、それはまだすっぱいから、黄色が濃いオレンジ色になってるのを取ってね。それが あまい、おいしい みかんのしるしよ」と教えられ、バスの中から もうウキウキ。
みかん園に着いて おばさんにごあいさつして、「強く引っぱらずに、やさしくクルクル回して取るのよ」と みかんのもぎ方を聞きました。
さて、実際みかんの木の下に行くと、きれいに色づいたみかんが 子どもの手の届く所に たくさんなっていて、「わぁ、どれに しよう…」。
おばさんに教えてもらった通り クルクル回すと、枝から実がぽろりとはずれます。
「せんせい、とれたよ!」、子ども達は それぞれ自分で取ったみかんをむき、「おいしい」「せんせい、あまいよ」「ちょっと すっぱい」。
みかんは、お店で買って お家でも食べているでしょうが、山で 自分で取ったお味は また格別。
まずは一つずつ食べて、お弁当の後は 食べ放題になります。
お天気に恵まれ、ぽかぽかお日さまの光があったかい中、お弁当を広げました。
お母さんのお弁当は いつ どこで食べても美味しいけれど、広々としたお外で みんなで食べると、一層美味しくて楽しいね。
お弁当が終って、先生から「取って来て食べてもいいよ、行きましょ」と言われて、それぞれ取っては食べ、くりくり回して 又 取って。
皮をむいて 一粒口に入れて、「あぁ、おいしい」。
たくさん食べた子もいて、先生から「だいじょうぶ? もう やめておいたら…?」とストップの声が かかる程。
帰りのバスは 又 あったかく揺られて、あちこちから寝息が聞こえて来ました。
2日間のみかん狩り、美味しい、楽しい、おもしろい、何拍子も揃って 実り豊かな体験でした。