今日の幼稚園 2019.10.18
今週は運動会の代休があったため、水曜日からの幼稚園の営み、「えっ、もう金曜日?」という感じです。
秋風が涼しく、あいけいの田んぼは次々と稲刈りが進んで、ふさふさ黄金色に実ったお米が刈られて行きます。
お米を掛けて天日干しにしている所や、短く刈った稲の茎が並ぶ田んぼ、そして もみがらを山にしている所、秋らしい光景が広がり、気持ちの良い季節を迎えています。
幼稚園の前の田んぼの方が「子どもさん、乗せてあげて」と声を掛けて下さり、今朝は年長さんがコンバインに乗りました。
前の方にしゃがんで のぞき込み、「すごいね、ここで刈り取るんだよ」「後の方では、お米が袋に入れられて行くんだよ」「…ふうん」。
6月 田植の時期には 田植機にも乗せてもらい、水の張られた田んぼ、ひょろっとした苗を見て来たので、子ども達なりに「こうやって お米が育つんだなぁ」と知ることができたと思います。
あいけいは 園の周囲が四季の移ろいをよく感じさせてくれる環境で、有難いなと思います。
さて 年長さんは、20日(日)の市民体育祭に出場するため、今日 園庭で 鼓笛隊の最後のおけいこをしました。
じっと見ているのは年少さん、「かっこいい」と憧れつつ、真剣に見つめていました。
6月半ばから毎日してきた おけいこも今日が最後、始めた頃はうまくできなくて 一人一人みんな「う…ん、ちょっと難しい…」を通りましたが、今ではすっかり上手になり、リズムも 動きも ポーズも決まるようになりました。
それだけではありません、子ども達の内側の「むずかしい」を乗り越えた自信が それぞれの表情にも表われて、全員が大きく成長したことを伺わせてくれます。
あいけいの二学期は 行事が多くありますが、子ども達はそれを通じて、内も外もたくましくなって行くんです。
さて 年中さんは…? あれっ、運動会のように行進して、かけっこ?
はい、月曜日の運動会で できなかった、かけっこをする とのこと。
やり残していたのが気になっていたので、改めて「ヨーイ、ドン」でした。
年少さんは、お芋掘りの絵を描いていました。
先日掘ったお芋、もうさっそく食べた子もいて、「せんせい、おかあさん、てんぷらに してくれた」「ぼくは スィートポテト つくって、きょう、あさ たべてきてん」、まぁ、美味しそう。
あいけいの子ども達の話を聞いていると、時々 ふわっと あったかい、美味しい匂いがしてくるような気がすることがあります。
愛情たっぷりの、あったかい御家庭の様子が 伝わるからでしょうね。
幸せな子ども達です。
( ↑ 子どもが自宅の庭で摘んだ花を、先生にプレゼントしてくれました。早速 小さなガラス器に入れて 飾りました)