昨日の雨が上って、今日は年長組の卒園遠足です。
行先は神戸。
何日も前から、「せんせい、もうすぐやね」「せんせい、めっちゃ たのしみ」「どんな どうぶつ、いるかなぁ」、みんな とても楽しみにして来ました。
幼稚園には いつもよりちょっと早く集合、期待に満ちた顔の子ども達が登園して来ました。
見送って下さるお家の方々に手を振って、観光バスが出発。

車内では、動物のクイズをしたり、歌をうたったり…。
渋滞が心配されましたが、バスは順調に走って、時間より少し早く どうぶつ王国に到着。
どうぶつ王国は、間近で動物を見たり、触れたりできる、体験型動物園です。
去年初めて行ってみて、子ども達が大喜びだったので、今年もこのコースになりました。

入口に迎えに出てくれたアルパカに「わあ…！」。

お天気が良かったので、外の方に出て、カンガルー、バンビ、池のペンギンに「かわいい…」と喜び、屋内に入って、レッサーパンダが くるくる走ったり、木に登ったりするのをすぐ近くで見て「すごい…ねぇ…」。

どうぶつ王国には いろいろな大きな鳥達もいます。

ペリカンは大きな羽を広げて飛ぶと、びっくりする程白くて大きい。
特大の巣の中に座ってギョロリと目を動かしたのはハシビロコウ、「せんせい、おっきくて すごい」「ほんのなかの とりみたい」「あんなん、はじめて みた」「びっくりした」。
子ども達の口から漏れる感想はどれも「ほんまやね」「ほんまにね…」という事ばかりです。
たっぷり見て、バスに乗って、お昼ごはんをいただくホテルへ。
フロントできちんとごあいさつをして、お食事の場所に案内されます。

「ホテルは多くの方が ゆっくり静かにお食事したり、楽しむ所。だから、みんなもルールを守りましょうね」。
お約束した通り、みんな とてもお行儀が良くて、毎年ホテルの方に感心されます。

食事が終ると、すぐ近くの須磨水族園までは浜辺を歩きます。

途中、貝がらを拾って「おかあさんに おみやげ」です。

水族園では、大きな水槽の前で、ヒラヒラ泳ぎ回るエイや いろいろな種類のサメ、タイに目を見張り、イルカのショーに大興奮。

イルカが大きくジャンプしたり、ぐるぐる水槽を泳ぎ回る様子に 目が釘付けになりました。

大きな拍手、「すごーい！」「やったぁ！」、水しぶきが飛んでくる程のショーは、子ども達の心をつかんだようです。
イルカショーの後は、水族園内をゆっくり見て回り、大きなタカアシガニ、海ヘビ、クラゲ、イワシの大群、かわいいラッコ…、次々と海の生き物に感嘆の声があがりました。
水族園を見終って 帰りのバスへ。
おやつを食べたら、みんな ちょっとくたびれたね、ゆっくりお休みタイムです。

しばらくすると、スヤスヤかわいい寝息が聞こえて来ました。
楽しくて盛り沢山の卒園遠足、子ども達の胸にうれしい思い出を一杯つめて、無事終って行きました。
本当に楽しかった…ね。