楽しくておいしい秋 2016.10.26
先日掘ったさつま芋を使って、今日はクッキングです。
大きくてゴツゴツした形のお芋でしたが、皮をむいて蒸し器でふかすと きれいな黄色、湯気がフワーッと立ちました。
エプロン、三角布をつけてマスクをした子ども達が 先生とマッシャーでつぶし、さとう、バター、卵を加えて よく混ぜていきます。
待っている間、床に手をついたり、触ったりしないよう、手は「おいのりの お手々」がお約束です。
材料を混ぜていくと だんだん やわらかくなる感じを見ながら、「せんせい、すごいね。バター とけちゃったね」「せんせい、フカフカだね」「でも、やわらかく なってきたよ」「せんせい、このまえ、おうちでも おかあさんと つくったよ」、そんな かわいいことばが聞こえてきます。
つぶした所に材料をすべて混ぜたら、手にのせてもらって形を作ります。
年少さんは、初めての子が たくさんいて、ちょっぴり不思議そうに お芋を丸めていました。
できたのは かわいい、ほっこり丸い形。
年中さんは、「こんなふうに、ちょっと細長く お芋さんらしくすると いいよ」と教えられて、がんばっていましたよ。
年長さんは、ちょっと大きめ、70gサイズです。
「あぁ、はやく たべたい」「いいにおい する」と丸めた後、手を洗う前に ちょっぴり指をなめたりしていました。
あいけいのスィートポテトは、すてきな魔法が入っています。
それはバニラ。
数滴 バニラオイルを落とすと、ふわっと幸せな甘い香がして、子ども達の顔がほころびます。
「おいしそうな においやなぁ…」「うん、あまい におい」。
そして、給食室で焼いている間、今度は園内に その香が漂ってくるんです。
焼きたてを お部屋に運ぶと、「わぁっ!」と歓声が あがりました。
給食を食べた子から順にもらって、「せんせい! すっごく おいしいよ!」。
美味しい顔は、うれしい顔ですね。
さて、昨日のことですが…
雨の前、年少さんと年中さんが、園のバスに乗って どんぐり拾いに、近くの西谷公園に行きました。
木々の下には どんぐりと、紅く染まった葉っぱも少し落ちていて、子ども達は大喜び、「せんせい、ここ! ここ! いっぱい あるよ」「こっちも ある!」。
夢中で拾って袋に入れる子、お友達同士 見せ合っている子、どんぐりを拾うより 木々の下を走りたい子、いろいろですが、帰る頃、小さな袋に たくさん 秋のお土産が入っていました。
季節は少しずつ進んでいて、もう、10月も わずかですね…。