今日の幼稚園 2022.9.20
大きな台風が来ていたので とても心配していましたが、このあたりに昨日出されていた警報が解除され、通常の園の営みをすることができて ほっとしました。
最近は大きい自然災害が多く発生し、その度様々な対策を考えますが、自然の力は本当に大きくて、人間の存在は小さいと痛感させられますね。
さて、今日は連休明けの火曜日、「せんせい、みて、おやすみの とき、さんぱつしてもらってん」「おじいちゃんの おうちに いってきた」等々、登園すると教えてくれるのが楽しい朝のひとときです。
火曜日なので、年長さんは2つのグループに分けて、外のサッカーあそびと 中の組体操のおけいこ。
台風の置きみやげで 涼しい乾いた風が吹き、体を動かしても気持ちが良い一日になりました。
外からは、ボールあそびやゲームの楽しそうな声、中からは「ぐっとお腹上げて、がんばれ、力入れて…」「あっ、◯◯ちゃん、できた!」 先生の声やら拍手が聞こえます。
う〜ん、ブリッジはグィッとお腹を上げ、それを支える手足の力が必要なので、ちょっと難しいですね。
上手にできている子がいて、「すごいね、よくあんなにお腹が上がるね」と言うと、「あのね、おうちで おけいこしてん」。
ふぅん、なるほど、「うまく できへん、どうしたら できるんやろ…」の子が おうちでお母さんに教えてもらって、がんばれ、がんばれって応援してもらって…「できたぁ!」に辿り着く、そして幼稚園で「わぁっ」と 先生やお友達に拍手をもらって、ちょっぴり照れ臭い顔…、そのプロセスを考えると、心がほっこりして来ます。
そんな所をみんな通って、がんばる力が育つんだなぁ と思います。
いつも、いつでも、がんばる力を支えるのは あったかい、愛情に満ちた応援だなぁ、あいけいっ子は お家でも幼稚園でも これを体験できて、幸せだなぁ と思います。
年少さんのお部屋からは「ぬり ぬり ぬり ぬり…」と声がして、「何かな?」と見ると、夏に作ったかき氷のカップの絵を 画用紙に貼っていました。
「ぬり ぬり」は、のりをつける時の声。
先生に「のりをこうやって、ぬり ぬり…ね」と言われたので、「はい、じゃあ、ぬり ぬり…ぬり ぬり…」とやっていたというわけです。
しばらくしたら、リズム室にピッピ、ピッピという笛の音。
ピー、ピッ、で 止まる合図です。
次の笛でしゃがんで、そこから おゆうぎが始まります。
おゆうぎの動作の順番が分かって、ちょっとずつ できてきましたね。
年中さんは、今日は とんぼの製作あそび。
ずらして山に折った折り紙をくるくる巻いたら、キャンディのようなしましまの模様ができて、それがスティックになります。
羽はセロファンを切るので ちょっと難しい、それでも上手に切れて、最後は糸につけて、ほらっ、すてきなのが仕上がりました。
目の所にもセロファンを貼って、「とんぼのめがね」の歌通りになりました。
しばらく前、園庭に飛んでいたとんぼを追いかけて遊んだ子ども達の、秋らしい作品になりましたよ。