もうすぐ七夕 2018.7.5
♪ ささのは さらさら〜 ♪ 七夕が近づいて来たら、雨続きになってしまいました。
6月後半から 少しずつ、少しずつ作りためてきた 子ども達の笹飾り、丸や三角、四角の簡単なつなぎものから、織姫さま、彦星さま、天の川など、きれいな力作がいっぱいです。
年少さんのは 種類が少なく、つなぐ数も短いのですが、「あーあ…」という 先生の声が聞こえてきそうな、ベタベタのりが カピカピに乾いたのや、「ん…?」というのもあって、それはそれで又、かわいいですね。
年長さんになると「ねぇ、せんせい、あまのがわの つくりかた、しってる? こっちと こっちがわから、はしっこ のこして、きるねん」と得意気に教えてくれる子もいます。
さて、今日は 写真屋さんに、七夕飾りの前で記念撮影をしてもらいました。
「今日は あとで写真を撮っていただくから、笹に きれいに飾りをつけてね」
朝から各クラスで、子ども達が せっせと飾りました。
「せんせい、これ、ぼくのかなぁ」「これは、わたしが つくったのかも しれない」
想像を巡らしながら 手にとって、順番につけました。
「ねぇ、せんせい、だけど、あめが ふったら どうしよう。あめが ふったら、ふたりは あわれへんの?」
七夕の故事にまつわるお話を よく聞いていた子ども達が、心配顔になっていました。
「そうねぇ、雨で川の水が増えると、かささぎの橋が、うまく かけられないからねぇ」「そしたら?」「うん、そしたら 又、来年ね」「ふぅーん」
雨が続いているので、お昼からは年中さんが2階で、運動あそびをしていました。
両手をついて、お尻を上げて、ヨーイ、ドンで 競争です。
腕、足の力、体幹、ともに鍛えられるような、楽しいメニューを組み合わせて、みんな大はりきりでした。
木曜日だったので、ヒラリー先生の英語あそびもありました。
年長さんは、秋に英語で「浦島太郎」の劇をするので、そのお話をいろいろ聞いていました。
龍宮城から戻った浦島太郎が お家に着くと、長い時間が経っていて、お父さん、お母さん、家族がいなくなっていたことを、ゆっくり、ていねいに教えてもらっていました。
「みんなだったら、どんな気持になるだろう」
日本昔話を、ただ英語にして するのではなく、そこに込められた家族への思いを含めて、ていねいに味わう所からスタートする、ヒラリー先生の英語あそびは こんな所がすてきです。
さて、土曜日の七夕を前に、明日は子ども達が、自分の作った笹飾りを お家に持って帰る日です。
きれいで、かわいい宝物、お家でも飾って 楽しんでね。