毎年５月、移動動物園をお招きしています。

今日は五月晴れに恵まれ、汗ばむ暑さではありましたが、動物園日和になりました。

朝、動物を乗せたトラックが到着、スタッフの方々が柵等の準備を終えると トラックの荷台に板を渡し、次々と動物が出て来ます。

うれしそうな顔で、ドキドキしながら見守る子ども達の前を上手に、順番に降りて来ます。

その様子は「あぁ、ようやく着いたわ！　気持ちい〜い！」という感じで、タッタッタッと。

スタッフの方と一緒に出てくる仔馬やロバは、ゆっくり子ども達の前に、まるで「おはよう」と言うように近づきます。

動物達の目はとても やさしくて、のぞきこむと、心がほんわりします。

園バスが到着して、全員がそろうと、いよいよ動物園が始まります。

まず、スタッフのお兄さん お姉さんから、動物達と触れ合ったり エサをやったりする時の注意を教えてもらいます。

ウサギやモルモットを抱っこする時は やさしく、お尻を持ってあげて とか、馬やロバの後方に回らないこと、等々。

その後は クラス毎に 羊やヤギのところに行ったり、ウサギ、ニワトリのところに行ったり、一人ずつ馬に乗せてもらったり。

ニワトリは、両手でそっと抱っこして、頭に乗せることもできて、年長さんは「やりたい！」「わたしの頭にも のせて！」「ぼくも！」と大人気。

大人しいモルモットは、そっとお尻を持って胸に抱くと、やわらかくて、すっごく かわいい。

「せんせい、なんか あったかいよ」「かわいい、毛が ふわふわしてる」など、みんな うれしそう。

怖々、楽しみにしていたヘビ、今年は ただ今脱皮中で 首に巻くことはできませんでしたが（何と 例年は「ヘビを首に巻きたい！」という子が体験してるんです！）、そっと触らせてもらいました。

「なんか、ドキドキするなぁ」、微妙な色合いに「なんか、ちょっと おしゃれみたい」と言う子がいたり。

11時からは 未就園のお友達も来てくれて、さらに賑やかになりました。

あいけいの「子ども動物園」、子ども達の楽しみにしている行事の一つです。

 

これ（↓）は帰るところ。

動物さん、お疲れさま、ほんとうに ありがとう。

来年も又 来てね。