飛ぶように時が過ぎ、あと２日で卒園式です。

 

 

年長さんは昨日から卒園式のおけいこが始まっています。

 

 

お部屋で先週からちょっとずつ教えてもらったので、証書のいただき方も、みんな上手にできています。

 

 

名前を呼ばれると「ハイッ」と力強く答えて、スッと立ち上がり 進み、ていねいなお辞儀をして園長先生から受け取る、この一連の流れを見ていると、「あぁ、なんて立派」、毎年ながら感動し、目頭が熱くなるのを感じます。

 

 

さて、今日はお昼に、恒例の つくしのたまごとじを いただきました。

近くで摘んできた つくしの はかまをとって、アクをぬいて、炊いた つくしを たまごでとじると、かすかな苦味が美味しい春の味、「せんせい、おばあちゃんも作ってくれる」「わたし、はじめて…」

一人ずつ お皿にちょっぴり入れてもらって、口に運び、「なんか おいしい」「ちょっと にがい気がする」「もうちょっと ちょうだい」などなど。

 

 

そして、もう一つ 美味しいプレゼント。この一年 様々な行事などで 年長さんのがんばっている姿に励まされたという方から、こんぺいとうをいただきました。

何回もシロップにくぐらせて おいしくできあがる、かわいい金平糖の粒が、いろいろな経験を経て大きくなっていく年長さんの子ども達と重なったんですって。

 

 

ぷつぷつ やわらかなデコボコが 何とも愛らしい金平糖、一粒ずつ口に入れてもらって、「せんせい、おいしいね」「あまいよ」「お茶みたいな 味するね」（大和茶味でした）。

 

 

思いがけない 美味しいプレゼントを一粒いただいて、うれしい春が 又一歩 進んだような気がして、名残惜しさが ひとしおです。