幼稚園 きのう、きょう 2021.7.7
今日は 朝から雨になりました。
子ども達が登園する頃、一時 雨足が強くなり、軒の柱に立てた 七夕の笹と飾りがぬれそうで ちょっと気掛かりでした。
長雨、大雨で、大きな災害が起こり 被害を受けられた方々を思い、子ども達と心配しつつ お祈りしています。
♪ 笹の葉さらさら〜 ♪ ここしばらく、この涼やかなメロディにのせた かわいい歌声が、各クラスから聞こえていました。
毎年この時期 七夕の由来をお話しして、いろいろな飾りを作ります。
それぞれが昨日 お家に持って帰りました。
今朝 来るとすぐ「せんせい、ぼくの おかあさん、かざってくれた」「ささが ないけど、れいぞうこの ところに とめてくれてん」「じょうずやねって」「がんばって つくったなぁって」「これ、どうやって きったの? って、きかれた」と、いろいろな声が聞かれました。
子ども達がいっしょうけんめい作った宝物を喜んで、ほめて 大切にして下さっている暖かさが伝わって、本当にうれしいです。
幼稚園でも昨日 飾りつけをして、写真屋さんに記念の一枚を撮っていただきました。
園用にいただいた笹は 背も高く、みんなで飾りをいっぱいつけると、わぁっ、きれい。
これは 個人の持ち帰り用とは別に、子ども達や先生が作りためて 大きな箱に入れている中から使うのですが、「せんせい、これ、きっと わたしの」「あ、ぼくの、これやと おもう」と、確信に満ちた顔で言ってくれる子がいて(もちろん名前は無く、多分 大人の手による飾りかな…と思うのですが)、おもしろいなと思います。
今朝は初めて、年中さんの あさがおテラスで 花が一輪咲きました。
「せんせい、あさがお さいた!」と 興奮気味に呼びに来てくれた子ども達、一緒に見に行くと、清々しい青い花が一輪 開いていました。
朝顔は 英語では “Morning Glory”、朝毎に神様の恵みと栄光を表わす花ですね。
年少さんは、リズム打ちが とても上手になりました。
かわいいんですよ、両手を胸の前でくるくるっと回し、「へんし〜ん」で、「ハイ、みんなのお手々はカスタネットになりました。じゃあ、『い・ち・ご』から行きましょう」と やるわけなんです。
そう、年中さんは 自分のカスタネットを持っていて、それでリズム打ちをするので、毎日 お隣の年中組から いい音が響くんです。
年少さんは まだカスタネットが無くて、自分のお手々を変身させていますが、「いいな、いいな…、はやく、あんなの ほしい」が みんなの願いです。
がんばっていて 上手になってきたし、今日は七夕なので、そろそろ楽器店に注文して みんなの願いが叶うようにしましょうね。
年長さんは、今日は 絵画の中嶋先生の日。
今日のお題は「わたしの見た夢」だそうです。
「ゆめのなかで…」びゅ〜んと飛んだ子、お花に囲まれて遊んだ子、電車に乗って旅をした子…。
「夢って、漠然としていて、絵に描くのが難しいのでは?」と伺うと、「ええ、難しいですよ。でも、子ども達が いっしょうけんめい考えて表現しています。それが大切。」
う〜ん、成程、「考えて 表現」、確かに それはとても大切ですね。
お昼は、七夕をイメージしたお給食。
天の川に見立てたそうめん、星のようなオクラや、赤、黄色のパプリカを散らした汁ものと、七夕飾りのようにきれいな ちらし寿司。
「美味しい?」「うん、めっちゃ おいしい」。
「楽しい」と「美味しい」は、あいけいの日々のセットです。
すてきでしょ。