今日の幼稚園 2023.5.23
朝、昨夜の雨が少し残っていましたが、全員が登園した頃には 何とか上がりました。
「うん、サッカー、外でできそう」「ヤッター!」と 年長さんから声が響いて来ました。
毎週火曜日は、高田のサッカーチーム ディアブロッサからコーチが来て、年長さんにサッカー指導してくださる日なので、火曜日のお天気は 子ども達にとって、とても気になるところなんです(もちろん、雨でも屋内で運動ゲーム等 指導していただいています)。
丁度 ちょっとくもっていて 気持ちがいい感じ、みんな思いきりかけまわったり、ボールを追ったりして 楽しみましたよ。
進級して サッカーあそびが始まって2ヶ月、大好きな お兄さんのようなコーチとサッカーをするのは、おもしろくて気持ちが良くて、楽しい 大切な時間になっています。
さて、年中・年長さんの飼育ブーム、昨日は サナギからチョウチョがもう一羽かえったので、子ども達の見ている前で 飼育ケースから逃しました。
「すごいなぁ、サナギのときは ちいさくて、くっついてたのに」「おおきく ひらいたら、もようが よく みえるねん」「うん、はね、きれいやね」。
みかんの葉にとまっていたチョウチョは、優雅にひらりと 子ども達の前で飛んで行きました。
「あっ」と言う間でした。
飛ぶ前はじぃっとしていたのに、飛ぶ時は一瞬。
みんな、「あ」「いった」「とんでった」…、ハッとして「げんきでね〜」「がんばってね〜」でした。
今朝は、年中の男の子が クワガタ虫を持って来てくれました。
「わぁ、クワガタ」「どこで つかまえたん?」「エサは、なに たべるん?」。
しばらくして、年中さんが 製作あそびでカエルを作っていると…、「あっ…、カエルいた」と先生がつかまえたのは、かわいいグリーンのアマガエル。
何てジャストタイミングのお客さまでしょう!
透明のカップに入れて、子ども達に 順番に見せました。
「わぁ、カエル…」「かわいいね」「おはな、2つ あるね」「ての ゆび、3ぼん…?」「あし、のびたら ながいね」 年中さんは 自分の描いた緑のカエルを近づけて、「これ、ぼくの カエルちゃんやで」「わたしの カエルちゃんは、これよ」。
カエルちゃんは、みんなの歓迎を受けた後、外に放してあげました。
また来てね。
年少さんは今日、大型絵本「100かいだてのいえ」を読んでもらっていました。
大きな絵本に ちょっとびっくり、お話のおもしろさに 身を乗り出す子も。
ネズミやカエル、テントウムシ、リス、ヘビ、いろいろな生き物が出てきて 楽しい暮らしをしている様子は、3才の子ども達にも「わぁっ」「うふっ」がいっぱい、後から聞いてみると「わたしは、◯◯の おへやに いってみたい」「ぼくは 、◯◯の おへやで あそんでみたい」と たくさん答えてくれました。
数字の歌も毎日歌っているので、「あ、1は こうばの えんとつや」「2は、おいけの がちょうや」と 階床の数字も楽しみだったようですよ。
さて 今日は、お昼から 年一回の内科検診がありました。
午前の診療を終えてかけつけて下さる園医の先生、子ども達にやさしく声を掛けて下さいます。
子ども達は 各お部屋で、先生から「みんなの体は元気かなって診て下さるだけよ。今日は注射はありません。だから心配しなくていいのよ」と 何度も言い聞かされているのですが、それでもやっぱりドキドキ。
「どんなかな、どんなかな」「せんせいが、ちゅうしゃは ないって いってたけど、ほんとかな」「いたいのは ないのかな」と 緊張しているのでしょうね、表情が堅いです。
そして、「ハイ、いいですよ」と言われると、お礼を言うのも忘れて(あんなにお部屋で「よろしくおねがいします」「ありがとうございました」の練習をしたのにね)、解放感にあふれた足取りで リズム室から出て来ます。
先生に腕をチョンチョンとされて、小声で「ありがとうございました は?」と促されると、ハッとして とってつけたようにお礼を言うのも、おかしいやら、かわいいやら。
それはそうですよね、大人は 何をするか、何が起こるのか ちゃんと予測がついています。
そして 子どもにも話してありますが、よく分からない子どもにとっては「やっぱり…、やっぱり こわい」なのでしょうね。
こうして、今年の内科検診も無事終わりました。
子ども達が 体も心も守られて、すくすく成長しますように。