春がそこまで 2017.2.15

まだ風は冷たく 寒いですが、まぶしい日射しに 春のぬくもりを感じる時間もあり、季節が確実に 前に進んでいるのを覚えます。

今日、あいけいでは  おひなさまを飾りました。

七段飾りの立派な おひなさまで、とても きれいです。

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「せんせい、わたしの おうちでも、だしたよ」「うちのは、もうすこし ちいさい」「わたしの うちも」などと、女の子は うれしそう。

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家に女きょうだいの いない 男の子は、珍しそうに、「せんせい、かがみ ある」「うん、それで おひなさまが、きれいに お化粧しはるんよ」「ふう〜ん」。

「せんせい、このひとは、なんで くつ もってるの?」「これは なあに?」などなど、楽しい会話が続きます。

ぬいぐるみや かわいい お人形の おもちゃは、身の回りに たくさんありますが、こんな雅やかな 美しい細工の日本人形を見るのは、おひなさまの時くらいですものね。

昔から 女の子の末長い幸せを願って飾られてきた おひなさま、優美で、すました 美しいお顔とお着物、たくさんの ぜいたくな お嫁入道具、でも、そこに込められたのは、子どもへの 限りなく暖かい 愛しみの心と思うと、なんだか 親しみを感じます。

お家でも飾っている女の子も、幼稚園で見るだけの男の子も、みんなで大切に しばらくの間 楽しませていただきましょうね。

 

おひなさまは 立派な段飾りだけでなく、玄関にも 小さな かわいいのが出してあります。

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いただいた桃、菜の花、キンセンカを生けたら、ひんやりした空気の中に 春の香が漂うような、そんな感じがします。

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年長の女の子が見に来てくれました。

 

昼から暖かくなって来て、お外あそびも楽しそう。

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友達同士でルールを決めた鬼ごっこをしたり、走り回ったり、年長さんは 遊びの輪を広げています。

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思えば あいけいで、この顔ぶれのお友達と遊ぶのも、あと一ヶ月程。

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子どもなりに 名残惜しさを感じている様子が伺えて、ちょっぴり せつない思いがよぎります。

 

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一人一人育ててきた水栽培のヒヤシンスも 芳香を漂わせ、うれしくて、ちょっと寂しい春が そこまで来ているのを思わされますね。