この２週間程、たくさんの段ボールや空容器、ラップの芯、布、折紙、絵の具…の中で、作ってるのか、遊んでるのか、ワイワイと毎日格闘していましたが…！！！ できましたよ！ 素敵な作品達で一杯のお部屋が。

今年のテーマは、年少さんが 海の中、年中さんは 遊園地、年長さんは 昨年11月の英語・音楽発表会でやった英語劇「アリとキリギリス」です。

 

毎日ベタベタ ドロドロになりながら（お母さん方に おせんたくの御労をおかけしました）、「せんせーい、くっつかへん…」「せんせい、これ、どうしたら まるくなるん？」と まだ試行錯誤の年少さん。

せっせこ せっせこ、かわいいものを作る年中さん、「かんらんしゃに つけるねん」「こっちは ジェットコースターに」「みんなが のれると、たのしいね」と、大好き遊園地は 楽しさいっぱいのイメージがふくらんで行きました。

 

年長さんは、グループに分かれて「こんなの つくりたいけど、どうする？」と話し合いながら、子ども同士で役割分担をしたり、協力し合う姿も。

お友達一人一人が発言して、日頃おとなしい子も、「こんなふうに したら、いいと おもう」と自分の考えを伝えることができるようになってきました。

「聞く、聞いたことを自分の中に取り込んで考える、自分はこう思うと伝える」、活動に際して ３段階のステップを踏んで自分なりに表現し合う、を目標にして来ましたが、それがずいぶん熟してきているなぁと、成長を感じさせる場面が何度もありました。

話し合う時、グループには リーダー役の子を決めていますが、それも交代で やりました。

ある日 おとなしい女の子が その役をしたと聞いて、「ふぅん、どうしてリーダーになったの？」と聞くと、「◯◯くんが、やってみたらって 言ってくれた」「そう、やってみて どうだった？」「うん、やって よかった」と はにかみながら教えてくれました。

勇気を出して 良かったね。

「やってみたら」と 友達の背中を押してくれた子も ありがとう、年長さんの 心の成長に触れた気がしました。

 

今日は、クラス毎に ぐるりと作品のお部屋を見て回りました。

 

「わぁ、すごい、このジェットコースター、乗ってもいいの？」「えぇっ？ このヒモ ひっぱると、動くの？」とは、ゆうえんちの部屋。

 

 

「おかし いっぱい！ これ、アリさんのお家？」「へぇ、このトンネル くぐるんや」「せんせい、このアリさん、クッキーたべてる」と、アリとキリギリスの部屋。

 

「わぁ、おっきいクジラ、しお ふいてる！」「クラゲも いるね」「さかなの絵が かわいいね」と、海の中の部屋。

 

今日は午後、先生達が 部屋中に絵を吊るす絵画の部屋を作り、明日 作品展を迎えます。

お家の方々と一緒に 楽しみに来てね。お待ちしています。