今日の幼稚園-シャボン玉お兄さんとあそぼう- 2025.9.10
「きのうも きょうも、そのまえも、ずっとあついね」ですが、気のせいか、朝吹く風が少しだけ涼しくなったような…、空を見上げると 少しだけ高くなったような、遠慮がちに秋の気配が、そっと 足を伸ばしてくるのを感じます。
今日はそんな空に やわらかな雲が広がり、日射がちょっとだけさえぎられたような朝になりました。
初めて「シャボン玉お兄さん」をお迎えしての、シャボン玉イベントです。
昨日 年長さんと話していて「シャボン玉お兄さんが来てくれるのよ」と言うと、「シャボンだま、だいすき!」「わたしも!」「でも、なかなか おおきいのが できへん」「すぐ われる」等々、声が挙がります。
子ども達全員がよく知っている 楽しい遊びですが、聞き慣れない「シャボンだま おにいさんって、どんな ひと?」???
さて、シャボン玉お兄さんが到着されると、年長さんがお出迎え、「すごい、ねぇ、あのおにいさん、ふくも しゃぼんだまみたいな みずたま」「どんなの みせて くれるかな」 期待が高まります。

お兄さんの準備が整って 最初に出て来たのは年少さん、暑さ対策で 前半は開放廊下の前の日陰で、後半は園庭の真ん中で。
まず手始めに見せてもらった きれいなかわいいシャボン玉、そして ビロ〜ンと長〜く伸びるジャンボシャボン玉、大きなシャボン玉の中にもう一つ小さいのが入る「バブル イン バブル」や、水蒸気を使った香りのあるのや、白いコロコロした玉がいっぱい出てくる「スノーボール」や…。



「わぁっ」「すご〜い」「いっぱい」「おっきい」、どの子どもも、一瞬の 大きく目を開けてびっくりしたような表情が崩れて、うれしそうな笑顔が広がります。




後半 園庭に出たら、今度は つり竿のような棒2本の間に お兄さんが考案したチェーンやひもがいろいろついたお道具が登場、これもお兄さんオリジナルの液をつけて さっと振ると、わぁ、すごい、すごい、大きな大きなシャボン玉が次々と現れて 空に飛び、子ども達が大喜びで追いかけます。



「さぁ、次はこんなのだよ!」「次は ほらっ!」 たくさんのシャボン玉が園庭の空を流れて、何てきれいでしょう、みんな夢の中にいるようでした。



シャボン玉お兄さんのお仕事名は「シャボン玉師」だそうです。
最後に こんなお話をして下さいました。
「大きいのや小さいの、長いの、いろいろな形で出て来ても、最後はみんな丸くなって飛んでいくよね、これが一番安定した形なんだ。丸い形はやさしくて、トゲも ツンツンした所も ケンカもない。みんなも、お友達同士 仲良く、まぁるくしよう。そしたら楽しくて、やさしくて、すてき。シャボン玉のように幸せだよ!」。

あいけい初のシャボン玉イベント、みんなが幸福感に包まれた一日でした。
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年中さんの育てている朝顔は、毎朝いくつもの美しい花を咲かせています。
少ししぼんだのを中心に摘み取って、色水作り。


美味しそうな紫色のジュース(?)がコップに並びます。

