クリスマス祝会 2024.12.19
二学期も ここまで進みました。
今日は あいけい幼稚園のクリスマス祝会、終業式も兼ねています。
クリスマス行事が大小いろいろあり、その度楽しみ、喜んできましたが、今日の祝会は一番大きなもので、お家の方々をお招きした発表会でもありました。
11月後半から 各クラス、劇やおゆうぎのおけいこを重ね、最終の仕上げが 今週のはずでした。
でも、先週金曜日から 驚く程の勢いでインフルエンザの感染が広まり、これは大変と 月・火曜を臨時休園にして対応し、何とか拡大が止まって、今日開催の運びとなったのです。
ヒヤヒヤ、ドキドキの毎日でした。
今日は年少、年中、年長と クラス別の会で、朝一番は年少さんでした。
まだお休みの子もおり、又、今日回復して久しぶりに登園した子もありで、全員揃って毎日おけいこしていた時と違う戸惑いもありましたが、みんな よくがんばっていました。
衣装を着て、かわいらしく踊る おゆうぎ、一人ずつセリフを言ったり、歌ったりする劇、どれも「まあ、かわいい…、あ、すごくがんばってる、あ、言えた!」と、お家の方々もドキドキしながら 応援の心を持って見て下さっていました。
年中さんのおゆうぎ、劇も、しっかりがんばって、とても上手でした。
「大きなカブ」の劇で、みんなでカブを抜く所は、たくさんの子ども達が「うんとこしょ、どっこいしょ」とやるので なかなかの迫力で、見ている大人も引き込まれましたね。
そして、お昼からやって来たのは 最後のグループ、年長さんです。
あいけい幼稚園の総仕上げになる年長さんは、おゆうぎも劇も、他のクラスとは 又違う立派さがあります。
ドレスや着物を着て踊る女の子のおゆうぎ、男の子も 和・洋と衣装がありますが、どちらも とてもカッコ良くて、「う〜ん、いいね!」です。
子ども達も楽しみながら、誇りを持って踊っていました。
劇 ページェントは 40分にも及ぶ大作で、どの場面も どの役の子も 感心する立派さがあり、見応えのある劇です。
今年も良い仕上がりになっていました。
お家の方々も、深い満足と感動を持って 真剣にご覧下さったと思います。
おけいこしていたある日、「どうしたら上手になれると思う?」と 子ども達に問いかけたことがありました。
その時一人の子が「みんなが じぶんの ところを いっしょうけんめいに がんばったら、いいと おもう」と答えてくれました。
それを聞いた子ども達が次々と「そうや」「そう おもう!」と賛同し、「じゃあ、明日からも 又がんばろうね」ということになりました。
そして それはただの言葉に終わらず、本当にその通り、みんな一人一人が自分の役、場面を 幼児なりに精一杯がんばってくれました。
立派な劇になりました。
その過程、子ども達の気付き、体験は、掛けがえのない宝となって、一人一人の内側に留まると思います。
( ↑ 年長さんのプログラムの締めくくりは、英語のキャロルでした)
どのクラスも それぞれの成長を実感させてくれる、あいけいのクリスマスでした。
明日からは冬休み、年長さんは もう一日 キャロリングがあります。
みんなが元気で冬休みを過ごせますように。