今日の幼稚園 2024.6.26
6月も あと少しで終わり。
1年の半分が過ぎて行きます。
慌ただしくしていて、目の前のことに追われて日を送っていますが、ふと気がつくと、先日田植えした田んぼの稲が もうしっかりして、スクッと水の中に立っています。
あれ、少し前 泣いて抱っこされていたあの子も、自分でくつをはきかえて お部屋に入って行きます。
自然も田畑も子ども達も、みんな着実に その歩みを進めているんですね。
半年の終わりに、そんな感慨を覚えます。
さて、7月を前に 今日はプール開きの予定です。
先週 園庭にプールを出してから、子ども達が時々 中をのぞいて「まだ、みずが ないね」「いつ? もうすぐ?」「せんせい、ぼくね、まえの みずぎ ちいさくなったから、かってもらった」「わたし、みずぎ ぴんくいろ」「ぼうしも かった」等々、話してくれていました。
夏のプールは みんなの楽しみです。
今日はプール開きの後、さっそく各クラスが水遊びをするはずだったのですが、くもり空で むし暑いものの、気温の上がり方が鈍く、水にぬれた後の体感温度が低いと判断したため、プールに入るのは中止となりました。
でもプール開きだけはして、いつでも入れるようにしておこうねということで、全員リズム室へ。
いつものようにお礼拝をして、今日はプールと この夏の安全をお祈りしました。
夏の間、子ども達が病気やケガ、事故から守られて、健やかに楽しく過ごせますように。
続いて プールのお約束事を話します。
「冷たい水に体がびっくりしないように、準備体操をしっかりしておくように」とか、「消毒の 小さいプールには、お尻をつけて、10数えて出るように」、「ふざけてお友達を押したりしないように」等々です。
その後 全員で準備体操を一緒にしました。
本当は体操してからプールに入るはずだったんだけれどね…。
又、次のお楽しみに取っておきましょう。
その後 お部屋に戻り、各クラス 七夕飾り作り。
今日は年長さんは、タコです。
ていねいに作って、最後はタコの足。
えんぴつにくるくる巻きつけ ほどくと、くるりと紙が丸くなるのが とてもうれしかったようで、「せんせい、くるくるって なったぁ!」「ぼくのも!」「わたしも なった!」。
こんな小さなことに感動の声を上げて、それが次々と広がって行く様子が 何ともかわいらしくて…。
気がつけば、子どもも大人も みんな笑っていました。
昨日 年中さんのお友達が持って来てくれたのは、亀のたまご!
小ぶりで白い、きれいなたまごに「わぁ〜、これ、かめの たまご? ほんとに? かめの あかちゃん、うまれる?」、残念ながら有精卵ではなかったそうですが、見せてもらってびっくりです。
こちらの子ども達が見ているのは、隣の松(?)の木。
うす緑色の大きな松ぼっくりが、いくつもついています。
「わぁ、みどり」「あんな まつぼっくり、はじめて みた」「あっちにも ある!」、卵型の大きな松ぼっくり、これから開いて 茶色になって行くのでしょうか…。
6月は 夏の初めの月。
いろいろな発見があったり、驚きがあったり、私たちの周りは 盛夏に向かって動いていますね。
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( ↑ 手遊びを楽しむ年少さん)