今日の幼稚園 2022.3.2
昨日の雨が上がり、霧がかかって 何となく白い朝になりました。
厳しい寒さは緩み、こうやって冬が去って行くのだなぁ と思います。
さて 3月に入って、卒園式、終業式が近づいて来たことが実感されます。
各クラス しめくくりに向けて、毎日の活動を 心して進めて行きたいと願っているところです。
そして、活動と活動の合間の小さな時間を 暖かく、ていねいに、楽しく…。
年長さんは、例年より大分早く 卒園式の準備に入りました。
コロナ感染が起こると すぐ学級閉鎖になるため、みんなが元気にそろっているうちに始めないとね、というわけです。
先生からお話を聞いて、一人ずつ証書を受け取る おけいこ。
ちょっぴり緊張して、背筋を伸ばして座っている姿を見ると、あぁ、大きくなったなぁ と感慨深く思います。
式はまだ先なので、ひとまず今日は ちょっとだけのおけいこ、でも、子ども達はそれなりに、卒園式の晴れの喜びと お別れの寂しさが近づいて来ていることを 肌で感じたようです。
コロナがなければ もっとのんびりやって行けるのですが、おけいこの開始が早まったことで、毎日を大切に楽しく過ごして行こうという気持ちが高まったのは、良いことかもしれないですね。
年中さんは、お部屋で絵本読み。
毎月の絵本は 読むだけでなく、シールを貼って遊ぶページがあり、子ども達のお楽しみになっています。
自分で考えて 好きなように貼ったり、お友達と相談したり。
絵本が終わったら、粘土を出して「せんせい、みて。このかたつむり、くるくるって、きれい?」。
作品展の「100かいだてのいえ」の製作以来、「かえる」や「かたつむり」づくりは ちょっとしたブームで、お絵描きの時も それを描いている子が多くいます。
中には、そのストーリーを自分なりに展開して 遊んでいる子達もいて、楽しんでいます。
年少さんは、カスタネットのリズムあそび。
ずいぶん上手になって、「い・ち・ご・ウン」「バー・ナ・ナ・ウン」と 次々リズムを変化させて たたいています。
リズムあそびの後は、フルーツバスケット。
これは最近始めたところですが、大分ルールを理解して 動けるようになりました。
鬼になった子が「もも」とか「りんご」、「フルーツバスケット」と言うと 一斉に動きます。
ちゃっかり すぐ隣の席に ちょっとお尻をずらして移るだけの子もいて、「まぁ、3才なりに 効率の良さを考えてるのねぇ」と思います。
でも、先生から「お隣のイスじゃなくて、離れたイスに座るようにしましょう」と釘を刺されて、「えへっ、バレたか」でした。
フルーツバスケットは 3才、4才、5才とも みんなに人気のゲーム。
幼稚園ならではの お楽しみメダル(いろいろなフルーツの)を掛けて、はりきって やっています。
そして今日のお昼、年長さんは おにぎりパーティーをしました。
一人ずつ ごはんをラップに包んでもらって、そこに好きな具材をリクエスト。
「ぼく、ぜったい こんぶと ツナマヨ」「わたし、サケと…」、こんぶ、サケ、梅、おかか、ツナマヨ、それぞれ好みのものを入れてもらったら、自分のテーブルに戻って 握ります。
わかめごはんのおにぎりも あります。
「おかあさんが つくってくれるみたいに ならへん…」「なんか、まぁるい…」など言いながら、お友達と見せ合って笑ったり、うまくできたのを自慢したり。
ちょっぴりいびつで かわいいおにぎり、あったかい ほかほかごはんを握っていると、心まであったかくなるんでしょうね。
みんな、うれしそうにやっていました。
お祈りして、ラップをほどいて、のりをくるりと巻いて 口に入れ、「めっちゃ おいしい」。
初めに渡されたおにぎりごはんは 2つだったけれど、おかわりしてくれる子も たくさんいて「おいしい、おいしい」の子ども達でした。
今日は 年長さんのおにぎりパーティー、明日3日は ひな祭りの献立ですが、その他3月の給食は 年長組のリクエストメニューになっています。
見てみると、焼きそば、グラタン、スパゲティ…。
うーん、なるほど 人気メニュー オンパレード。
締めは 全員一致のナンバーワン、カレーになっています。
美味しいあいけいをたっぷり楽しんで、力をつけて、巣立つ日に備えましょう。
「美味しい」は、体だけでなく 心まであっためるエネルギーになりますよ。
いっぱい食べてね。
( ↑ 年長さんの 郵便屋さんごっこ。園長先生にもお手紙が届きました)