どんぐり拾い 2024.12.3
長かった暑さに続いて短い秋、どんぐりや紅葉も少し遅めの年になりましたね。
いつも子ども達がどんぐり拾いに行く 近くの公園、昨日下見に行ってみると、たくさん落ちていました。
「よし、いっぱい拾えるぞ!」と、子ども達と 園バスで出掛けました。
車なら10分弱の西谷公園、バスのおじさんが 行ったり来たり ピストンしてくれて、全員が順番に行きます。
駐車場を降りると、紅葉した南京ハゼの葉っぱが もう大分散って、秋が深まって 冬になろうとしているのが分かります。
サクサク 踏みしめながら歩くと、葉を落とした木々の様子と青い空が美しく、足元から冬が近づいている感触が伝わって来るようです。
今年もここまで進んだなぁ、そして 子ども達は一人ずつ トン、トンと成長しているなぁと 実感します。
しばらく歩いて ブナの木の下あたりまで行くと、「せんせい! どんぐり!」「どんぐり、いっぱい あるっ!」と 次々声が挙がりました。
「うん、いいよ、拾ってね」と言われ、しゃがむ子ども達、「あった、あった」と どんどん袋に入れて…、しばらくすると「これ、きれい」「こっちは ちょっと おおきい」「これは すこし ふとっちょ」と 比べる余裕も出てくるようです。
「きれいな はっぱも ある」「◯◯ちゃん、これ みて」、お友達と見せ合ったり、「こっちの ほうに あったで」 と教え合ったりする姿も見られます。
どんぐりって 不思議なんですよ、拾っても拾っても まだ、拾いたい気持ちになるんです。
「もういいかな」と思っても、「あ、これも、こっちも…、あった、あった」と なかなか止まらないものなんです。
子どもも同じ、みんな大喜びでした。
12月に入っていますが、今日は 日射しがぽかぽかの小春日和、近くでも 楽しい園外保育でした。
近かったので、園に戻っても まだお昼までは時間があります。
それでは…と 各クラス、クリスマスのおゆうぎや 劇のおけいこを始めました。
かわいい音楽、動きを教える先生の声に、のぞいて見ると、まぁ、年少さん 上手にやっています。
「大きくお手々を上ですよ、ハイ、グッパー、グッパー、ドン ドン ドン、とっても上手、とっても上手、ニコニコ パー」 先生の掛け声もリズムを作っていて、この通り踊って行くと大丈夫という、覚えやすい工夫がされています。
年中さんの「大きなカブ」も、ちょっと劇らしくなって来ました。
発表会でもあるクリスマス祝会は、二学期のしめくくり。
行事の多い二学期ですが、子ども達がどんなに大きく成長したかが しみじみ感じられる、うれしい会です。
秋の深まりと初冬の自然の中で、一人一人が 内も外も育っていることを嬉しく思います。
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( ↑↓ 年長さんはサッカー遊びも楽しみました)