今日の幼稚園 2020.11.30

昨日の日曜日からアドベントに入りました。

アドベントとは、クリスマスのお祝いをする日曜日の4回前の日曜日から始まる、クリスマスを待ち望み、準備をする期間で、待降節とも呼ばれます。

クリスマスを迎える準備、感謝を味わい、心を整えていく大切な期間です。
あいけいではその始まりに、クリスマスツリーを出し、飾り付けをします。

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これは毎年 年長さんのお仕事です。

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クリスマスの飾りはずっと大切にしているもので、丁寧に一つずつ つけるのはやっぱり、年長さん。

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ちょっぴり大きくなって こんなことを任されるのも又、嬉しい子ども達です。
この日、子ども達に見せるのは、アメリカの古いカード、消印が押されていますが、1908年とか、1911年とかになっています。

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このカードを書いた人、受け取った人はおそらく、もう天国にいるでしょう。

けれど、「クリスマスおめでとう、元気にしているかしら? あなたとあなたの家族に祝福がありますように」などと書いた暖かい思い、クリスマスの喜びはそのまま残って、100年後に手に取る私たちに伝わるのです。

これって素晴らしいことではありませんか?

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幼稚園の子ども達はまだ小さいですが、カードを手にして、心や思いやりがずっと伝わっていくという素敵を感じてほしいと思っています。

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だから、見せているカードは全部本当のアンティークです。

 

さて、あいけいの子ども達もクリスマスの準備に入りましたよ。

年少さんは、クリスマスリース作りです。

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真ん中を切り抜いた紙皿の周りに、緑の葉っぱを貼ってリースを作り、真ん中に赤い靴下をぶら下げるそう。

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かわいいのができるかな…。

3歳児の、のりペタペタは、少し前までベッタベタでしたが、少し上手になったようです。

時々、お友達同士で「そんなに つけたら、あかんのと ちがう?」「つけすぎやと おもう」と教え合っているのが聞こえて、笑ってしまいますよね。

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年中さんは、先週から始めた劇のおけいこ。

まだ始めたばかりなので、少しずつ覚えているところです。

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今年は「ともだちほしいな おおかみくん」という劇をします。

乱暴でこわいと思われている おおかみですが、本当は心優しい寂しがりやというお話です。

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みんなと仲良くなりたいね、そんな思いを子ども達が持ち、お友達の気持ちにも気づいてあげる優しさを育てたいと願って、担任の先生が選びました。

劇遊びは、それを通じて沢山の経験があり、いろいろなことを学んでいきます。

クリスマス祝会でお見せするだけでなく、たくさんの宝物を子ども達の内側に与える素敵な活動です。
年少さんだけでなく、他のクラスも、クリスマスの飾り作りをして、12月、あいけいは日に日に、かわいいクリスマスの様子になっていきます。

 

玄関、廊下の棚の飾りを見に来てくれたのは年中さん。

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「わあっ、かわいい」、「せんせい、すてきやね」「これが すき」「わたし、こっちが いいと おもう」目を輝かせて喜んでくれるのが、毎年楽しみです。

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先週木曜日から始まった夜のイルミネーション、もうたくさんの子ども達が「みた!」「きれいやった!」「おかあさんが、すてきって いって、2かい みた」と教えてくれました。
クリスマス、祝会も、飾りも少しずつ準備していきます。

そして 子どもも大人も感謝と喜びの心を整えて、楽しいアドベントの期間を過ごしたいですね。