今日の幼稚園 2021.7.9
雨が止んでいる時間に陽がさして、今日は「むしあっつ〜く」なりました。
金曜日なので、いつものように みんなが集まってお礼拝した後は、それぞれのクラスが この時期らしい楽しい活動に。
年長さんは…、ひまわりの貼り絵をした きれいな うちわができ上がり、のぞきに行くと「せんせい、どう? すずしい?」と あおいでくれます。
飼っているザリガニを見て 絵を描いたのを 並べていました。
「うん、なかなか上手。ザリガニのハサミが元気な感じだね」と言うと、「あのね、まず はじめにね、ざりがにを よ〜く みたあと、ざりがにみたいに なってみてん」「?? それ、どういうこと?」「だからね、ほら、こんなふうに、てを はさみにして」と、一斉にやってみてくれました。
ふぅん、なるほど、ザリガニになってみたのね。
今日はここまで、まだ途中ですが、色塗りは 今度するそうです。
年中さんは、飼っていた あおむしが さなぎになっていのが、きれいな あげはちょうになったので、それを放してあげていました。
ケースのふたをそっと取ると、みんなとのお別れを惜しむかのように、先生の手にしばらくとまって 美しい羽を見せてくれてから、ひらり、飛んで行きました。
「あっ、とんだ…、バイバ〜イ」 子ども達も手を振って見送っていました。
その後 お部屋に戻った年中さん、さっそく「ちょうちょ」のお絵描きです。
「はね、きれいやったなぁ」「なんか、もようみたいに なってた」「くろいとこが、せんみたいに なってたなぁ」。
「子ども達の『わぁっ』が新鮮なうちに 絵を描いてみたい」と、先生が計画しました。
体験、驚き、感動、表現が、それぞれの中で結びついた活動になったらいいね、と思います。
雨が降る前、年少・年中さんは、少し外で遊んでいました。
「暑いけど、ちょっと行こっか?」「うん!!! いきたい!」「おそと、おそと」、外遊びの提案は いつも即決です。
今日は 砂場がよく賑わっていました。
しゃがみこんで、スコップや型抜きで いろいろ作る、壊す、又 作る を繰り返して、やっぱり砂場は 子どもの大好きな場所。
用具の貸し借り、ちょっと砂をかけてしまった時の「ごめんね」、勢い良く掘ったりすると誰かにかかるので 加減する、そんなことを幼児なりに いろいろ体得するんでしょうね、砂場は小さな社会です。
あと少ししたら外に行こうかな〜 と思っていた年長さんは、雨が降ってきたので断念して、もう一つ お部屋の活動。
「スイカを食べている わたし(ぼく)」というのを作っていました。
「せんせい、ほら、みて」「わぁ、かわいいね、おいしそうなスイカ」「ほら、かじったところが なくなってるねん」
そうこうしているうちに、年少さんから かわいい元気な歌声。
のぞいてみると、「バナナのおやこ」を 楽しそうな身振りをつけて歌っていました。
「上手だねぇ、いい声で歌っていて、かわいい!」とほめると、「みてぇ! みてぇ!」「なぁに?」「アイスクリームやさん!!」。
壁面をお店のようにして、そこに子ども達の作ったアイスクリームが 60こほど並べられています。
「まぁ すてき、1つ いただこうかしら」「いいよ、いちごも チョコも あるよ」「ぼくのは、ぶどうあじ」、よく見ると、アイスクリームのトッピングも いろいろ、たっぷり。
シングルもダブルもあって、とってもすてきなアイスクリーム屋さんなのでした。
給食の頃 激しい雨になり、かみなりがピカッ、ゴロゴロ、「きゃ〜!」 雨が吹き込むので、先生達が急いで 子どものくつを中に入れました。
園庭が けぶるほどの激しい雨、そして雷。
中には 怖がる子も少しだけいましたが、「大丈夫、幼稚園の中は安心よ」 先生に言われて、みんな美味しく給食を食べました。
ピカッと光って「きゃあっ」と声をあげた子も、少ししたら「せんせい、おいしいよ」。
梅雨明け前の大雨、災害から守られますように、あいけいでは せんせいも子ども達も、日々祈っています。