今日の幼稚園 2024.9.6
二学期最初の一週間も 週末です。
夏休み、のんびり気ままに過ごしていたらしき子がいて、火・水曜日くらいは「おうち、かえりたい」「まだ ねむい」だったりもありましたが、ここに来て、園生活のリズムが少しずつ戻って来たような気がします。
今日は「きらきらカルテット」という、大和高田市を中心に活動しておられるグループの方々の演奏会がありました。
ピアノ、マリンバ、オカリナ、サキソフォン、ドラム、カホン、ツリーチャイム、歌 等で、曲を次々披露。
子ども達が日頃親しんで歌っている曲が、まさにキラキラをまとって奏でられるのに「わぁ〜!」と 目が輝きました。
聞きながら、うれしくなって 一緒に口ずさんで歌ったり、みんなで歌ったり。
演奏会といっても、「子ども達のために、子ども達が楽しむように」をモットーにした楽しい会で、選ばれた曲も「どんないろがすき」「ドレミの歌」「トトロ」「さんぽ」等々、そして 今年の年長さんの鼓笛隊の曲。
その盛り上がること、盛り上がること。
みんな、うれしい気持ちでいっぱいになりました。
幼稚園、お家、移動の車内…、日常生活の中で、音楽に触れている時間はたくさんありますが、こんなプロの音楽家の方々の演奏を 生で、目の前で聴く機会は あまりありません。
やっぱり本物を体験する素晴らしさ、驚きと喜びは、他では得がたいものがありますね。
いつものリズム室、いつも遊んだり 体操をしたりしている空間なはずなのに、今日は「すてきな、うれしいお部屋」になりました。
子ども達の「わぁっ」は、ある子の中では「すごいねぇ」、ある子の中では「やってみたい」、「かっこいい」「すてき」と どんどんふくらみ、広がって「あこがれ」の形成となるのでしょうね。
「あこがれ」は抽象的なものですが、大きな 素晴らしい希望の素になり、未来を造る力になります。
「きらきらカルテットコンサート」が、文字通り「きらきら」の種を子ども達の内側に蒔いて下さったことを、とてもうれしく 感謝しています。
メンバーの方々、楽しいすてきな時間をありがとうございました。