まるで梅雨明けしたかのような暑さが続いています。

７月も２週目に入り、一学期はあと10日程になりました。

今週は月・火・水と、クラス毎に保育参観です。

 

初めはまず年少さんから。

４月に入園して４ヶ月目。

保育参観は今日が初めてで、日頃「うちの子、幼稚園でどんな様子かしら…」と思っておられる保護者の方も多いことでしょう。

皆さん楽しみにしていらっしゃるのが 伝わって来ていました。

 

４月５月は大泣きしたり、シクシク泣いていた子達も、今では大分慣れて、遊んだり いろいろな活動をしたり、楽しめるようになって来ています。

それぞれの子が、この数ヶ月の間に よく成長したと思います。

 

参観はまず、毎朝のお礼拝を見ていただくところから。

きちんとイスに座って、目を閉じて 手を合わせて お祈りをしたり、元気な声でさんびかを歌う姿、かわいい中にも落ち着きがあります。

４月はこんな風に座ることは難しかったのですが、毎日の積み重ね、幼児なりに けじめを大切にする習慣が、お礼拝のひと時を通して 身についていきます。

そして神様に愛され 守られている安心感を、子どもたちが知って行くようになります。

 

その後は製作あそび、夏の かわいいお魚うちわを作ります。

魚の形を描いた線の上を、ハサミでチョキチョキ。

上手にささっと切れる子、えっと、えっと…、ギザギザになりながら切る子、お家の方々が来られて いつもと様子が違うことに戸惑い、なかなか進まない子、いろいろですが、みんな よくがんばっていました。

お魚が切れたところで、今度はお家の方々と、ウロコや 水の中の泡、海草などを 用意してあった紙で切って、一緒にうちわに貼って 仕上げです。

かわいい すてきなうちわ、オリジナルです。

土台は同じうちわですが、みんな違います。

この夏は、それぞれの かわいいうちわで涼んでね。

 

今日は暑いので、参観でない年中、年長組は プールあそびがありました。

 

水に入って「つめたくて、いい きもち！」、足をバタバタしたり、ワニになってお腹を水につけて歩いたり、ぼちゃんともぐって フープをくぐったり。

 

 

年長さんは、ちぎり絵で うちわ作り。

折り紙を、ハサミを使わず 手でちぎって、キュウリ、ナス、トマトの夏野菜を貼りました。

鮮やかな色がきれいです。

こんな暑い日でも、エアコンの効いた涼しい部屋で うちわを使うと やわらかな風が来て、夏のゆったりとした時間が流れて行きますね。

 

お昼、お弁当の後は、各クラス恒例の あいけい美容室です。

プール開きとともにオープンして、夏の間だけ営業（？）する美容室。

プールでぬれた女の子達の長い髪をそのままにしておくと ムレてしまうので、一旦ほどいて、お昼から 乾いたところを見計らって、先生が一人ずつ結いなおすのです。

「せんせい、みつあみ、こうしてね」「せんせい、◯◯ちゃんみたいに してね」　小さくても やっぱり女の子、自分の好みがあって、リクエストも出ます。順番を待っている子達が 前の子の髪をとかして、まるで列車美容室、こんなのも楽しいですね。

こうして 女の子達が並んで、さらさらの髪をきれいにしてもらっている かわいらしい様子を見ると、あいけいの夏が来たなと思います。