今日の幼稚園 2024.5.20
昨夜は強い雨が降りました。
くもり空であるものの 朝には上がって、ほっとしました。
雨の日の登園は バスを待つのも、送って来るのも たいへんなもの。
道路も混みますね。
園庭は水はけが良いように工事してもらっているので 水たまりはすぐなくなりますが、雨で全体がゆるみ、グニュッとした感じになります。
今日は午前中、お部屋の活動が中心です。
年中さんは 一日の活動の前、毎朝アルエット広場で体を動かしています。
体をやわらかくするストレッチ、体幹を鍛えるバランスの運動でほぐした後は、子ども達の大好きなアンパンマン体操です。
途中「1・2・3,1・2・3、1、2、3!」と入る掛け声が元気一杯で、園内に響いて来ます。
この声を聞くと、何をしていても ちょっと見に行きたくなるから、おもしろいですね。
アルエットの後は お部屋に戻り、いつものお礼拝。
そして 今日のお楽しみは、ボール送りゲームです。
3チームに分かれて、まずは両手で持ったボールを 頭の上から後ろの子に送ります。
「ヨーイ、ドン!」の合図で ボールを回しますが、最初はぼんやりしていたり、上手に受け取れなかったりで、思うように速くできませんでした。
でも、何回かやるうちに コツが分かってきて、「つぎは 1ばんに なるぞ!」の気持ちも高まって、だんだん盛り上がって来ました。
慣れたら、ボールを横から送る方法や、一番最後の人がボールを受け取ったら 走って先頭に来る方法など、いろいろやり方を変えて楽しみ、あぁ、おもしろかった。
こんな活動の後は、喉がかわいて お茶タイムですが、体も心もほぐれて、ほっと一息が 又 楽しそうです。
年少さんは、ハサミと のりのおけいこ。
タコのお寿司やさんのプリントをもらい、点線の所をハサミで切って、おすしをのせて貼るという手順です。
まずはハサミの持ち方、そして 切る時 グー、パー、グー、パーと 指を開いたり閉じたりして進めて行くことを確認。
どうかな…、少し前 こいのぼりを作る時も ハサミを使ったけれど…、ちょっと難しい子もいましたが、何とかがんばって ハサミのお仕事、のりのお仕事が成功しました。
ハサミやのり、3才の今頃は まず基本的な使い方から始まりますが、危なくないよう、のりもベタベタにならないよう、先生達もよく見て 言葉を掛けています。
年長さんは、朝はワーク。
まだ5月ですが、来春には小学生になります。
今のうちから少しずつ 机に向かう姿勢、習慣を身につけるというのは、先代の園長先生から受け継いでいる あいけいの伝統です。
あいけいは、お勉強の時間は多くありません。
でも、背を伸ばして、落ち着いて、ちょっとの間 自分の前にあるワークに集中する--こんな事も、幼稚園の時期から取り入れることで 良い習慣が身につき、小学校への移行のハードルが低くなりますね。
ワークが終わる頃、雲の間から青空が見え始め、年長さんが外に出て来ました。
「ケンケン、雲梯、すべり台をすべって、走って戻る」の組み合わせで ヨーイ、ドン。
雲梯はまだ難しい子もいるので、先生が補助して「次、手出して…、そう、次も手を出して…、がんばれ、がんばれ」。
後方から、お友達の声援も聞こえてきます。
できない子も「よぉし、こんどは できるように なるぞ!」と思ってくれたら、うれしいですね。