秋の実り 2016.10.18
あいけいは周囲を田んぼに囲まれていて、季節の移り変わりが よく見えます。
先週くらいからは、こがね色に染まった稲が少しずつ刈り取られ、お米の束を干している田んぼもあります。
今日は いちご狩りやジャガイモ掘りでお世話になっている農家の方が、年長さんをコンバインに乗せて下さいました。
田んぼに下りて行って、「ここにある包丁みたいな所で稲をスパッと刈るんだよ。こっちからは お米が出てくる」とコンバインを見せてもらって、「ふぅん…」「すごいね」。
実際に乗せてもらって写真をパチリ、今日は青空もきれいです。
全員乗ったら、おじさんが最後の畝にコンバインを進め、稲刈りを間近で見せてくれました。
「はやいね」「とおった後は 無くなってるね」「お米が出てきてる」。
田んぼの多い地域ですが、こんなふうに稲刈りを見るのは とても新鮮だったようです。
そして又、今日は さつま芋掘りの日でもありました。
園のすぐ近くですが、先頭の子から最後まで、みんなで歩くと 10分程かかります。
てくてく、年少さんから年長さんまで お芋畑に歩いて行きました。
途中「せんせい、お米 できてるね」「あっちは なすびやね」「いちじくも なってるね」「あっ、コスモス」、キョロキョロするのも楽しいですね。
着いたら 畑のおじさんに あいさつして、一人一株の前に座り 掘り始めです。
スコップを使いますが、畑の土を掘って お芋を出すのは、小さい子どもには なかなか たいへんな作業です。
でも、バスのおじさんも手伝ってくれて、なんとか掘りました。
「せんせい、いっぱい ついてるよ」「これ、おっきいよ」、うれしそうな声も聞こえて、見ると、いい お芋を手にしています。
「あらぁ、大きいね、良かったね。まだ 横の所に見えてるから、掘ってごらん」
今年は良い出来で、大きな太ったお芋が掘れました。
帰り途は、「おもい」「せんせい、ふくろ やぶれた」。
「重たいね。でも、がんばって 持っていこうね」
いろいろハプニングはありますが、年少さんも みんな自分の力で えっしょえっしょと持って、園に戻りましたよ。
小さいなりに、秋の実りの重たさを実感したと思います。
来週は このお芋を使ってスイートポテトを作る予定、こんどは秋の美味さを実感することでしょう。
楽しみね。