今日の幼稚園 2024.2.20
すっきりしない空模様の朝でしたが、今日は 予定していた観劇の日。
行先は 富田林のカッパ座です。
実はこの観劇、昨年11月に行くはずでしたが、インフルエンザで延期になっていました。
三学期も残す所一ヶ月程ですので、何とか年度内(年長さんが卒園する前)に実現できて ほっとしました。
朝、2台の大型観光バスが ゆっくり駐車場に入って来ました。
すでに登園していた子ども達が、「わぁっ、せんせい、あれに のる?」「おっきいねぇ」と目を輝かせています。
大型バスが園の前の道を きゅうくつそうに、でも、とても上手に切り返して 駐車場に入って来る様子には、「あ、だいじょうぶ? たんぼに おちへん?」と 子どもながら ちょっぴりハラハラした表情もあり、かわいいなと思います。
いよいよバスに乗り、出発。
今日は バスの中でお礼拝をし、おしゃべりをしたり クイズをしたりするうちに、カッパ座に到着しました。
まず入口で記念写真を撮ってもらって、中へ。
今日の演目は、イソップ童話「アリとキリギリス」です。
丁度昨年、英語劇で年長さんが演じたのと同じ。
子ども達には ちょっぴりなつかしく、馴染のあるお話です。
いよいよ舞台の幕が開くと、華やかなライトと装飾に「わぁっ!!」、かわいいお姉さんと一緒に リズム良く体を動かしているうちに、すっかりリラックスしつつ、すっぽり舞台と一体化して行ったようです。
途中 大きなふうせんがたくさん飛んで来る演出もあって、子ども達は大喜び。
カラフルでかわいいてんとう虫、アリ達、キリギリス等のくり広げるお話に 見入りました。
劇が終わった後、子ども達は数人ずつのグループで、登場人形達と一緒に 写真を撮ってもらいました。
すごく近くて、ちょっと触れて、うれしい気持ちで一杯になったようです。
カッパ座は、今日は あいけいだけ。
とてもぜいたくに 生の舞台劇を目の前で見、劇場全体の迫力を 全身で体験した子ども達でした。
いろいろ鮮明な映像があふれていますが、やっぱり 人が演じる生の劇の世界にとっぷり入り込み、全身で体験するという素晴らしさは、一味も二味も違うものがあります。
今日の観劇は、子ども達の内側に どんな宝物を残してくれたでしょうね。
ドキドキする楽しさや うれしさを一杯詰めて、帰りのバスは幼稚園へ。
「たのしかった」「おもしろかった」「また、いきたい」の声が、車中あちこちで聞こえました。
年に一度の観劇遠足、何とか雨も降らずにすんで 一安心。
もう 二月も10日程ですね。