今週の幼稚園 2024.2.16
今日は風が冷たく、冬の寒さが戻りましたが、昨日までは 二月とは思えぬ 春の暖かさでした。
まるで春が「私達待ちきれない、早く出して」と、ぷっくりふくらんだつぼみを手に 冬を押しているかのようですね。
気がつけば、三学期もあと一ヶ月程。
一月は「行く」、二月は「逃げる」の言葉通りです。
そして三月は…「去る」。
いけない、いけない、まだまだ やりたいことがいっぱいあるよ、の気持ちになります。
さて、今週水曜日は 年長さんの絵画製作の日、中嶋先生と楽しんだのは 図鑑作りの続き。
「好きなものを好きなように」描く時もありますが、図鑑作りは 自分の好きな分野を選んだら、実際に子ども用の、その図鑑を見ながら描いて行くというものです。
じぃっと見て「あ、この おはな、こんな トゲみたいに なってるんや」「ふぅん、この おはなと こっちのは、おんなじ ころに さくねんな」「あ、この でんしゃは、ぼく、のったことが ある。したの ほう、こんなに なってるんやね」等、いろいろな発見をしながら、細かく描いて行きます。
「上手に描けてるね。色々な種類がしっかり描けていて、何だか本物みたいよ」と ほめると、「うん、だって、ずかんやもん」とのお答え。
恐れ入りました。
暖かくて お天気となれば…、外遊びが楽しいですね。
年少さん、今 なわとび挑戦中です。
「縄を後ろにして マント、くるんと前に回して エプロン」 これ分かりますか?
新しいなわとびの教え方(?)です。
縄を後方から回すのを、3才に分かりやすく 親しみやすく、という工夫です。
う…ん、まだ よく跳べませんが、「えっと、マント…、エプロン…、マント…」とブツブツ言いながら 縄をぎこちなく回そうとしている姿は、とてもかわいいです。
いつもは月末の金曜日ですが、来週は祝日に当たるため、今日が 二月生まれのお友達のお誕生会です。
思えばこれも、今年度11回目。
二月生まれさんは少なくて、2人だけです。
金曜日は みんなで集まってお礼拝、園長先生の聖書のお話を聞く日でもあります。
それに続いてのお誕生会は、まずインタビューから。
一人ずつ名前を呼ばれ 前に出て来ると、名前と、何才になりましたか(なりますか)?と尋ねられます。
そして、好きな遊びや 好きな給食を聞かれたり。
年長さんは「大きくなったら何になりたいですか?」も聞かれます。
いろいろな将来の夢がありますが、この子達が20年後 どんなふうに成長して幸せな人生を送っているんだろう…と思うと、何だか胸が一杯になります。
「なりたいもの」「やりたいこと」に向かって、一歩ずつ進んでくれることを 祈っています。
この二月で、100人中 97人の子ども達の お誕生会が終わりました。
みんなでゴチャゴチャと 笑ったりひっついたりして、変わりなく 同じように過ごしているようですが、時間の経過は確実です。
一人一人の成長を実感しつつ、毎日を大切に ていねいに 楽しんで行きたいですね。
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年長さんは、郵便屋さんごっこも進んでいます。
お友達に宛てて自分で書いたお手紙を ポストに入れて…、郵便屋さんの当番の子が 鍵で開けて(ちゃんと鍵があるんですよ!)、回収します。
先生がチェックした後は、郵便屋さんが一人一人に配るという仕組です。