昨日 梅雨入りしたようですが、早速 今日は雨。

今週は雨模様が続くとのことなので、「あ〜、年長さん、先週ジャガイモ掘りに行っておいて良かった…」と思います。

 

幼稚園では、雨の日は 室内のあそびや活動になるので、子ども達が十分楽しみつつ、興奮してケガにつながらないよう 気配りが大切です。

自由あそびの時間、各クラスをのぞいてみると、パズルやお絵描き、ままごと等々。

 

 

 

 

 

 

年長さんの新しいパズル LaQ は 子ども達に大人気で、細かい小さなパーツを組み合わせて、それこそ無限大の作品ができます。

「何 作ってるの？」「ゆきの けっしょう」「うさぎ」そして、「みて、ぼくの、ドローン！」。

まぁ、作るものも 昔と違ってきていますね。

でも、LaQ はパーツが小さい分、いろいろな形を表現しやすく、感心するような作品も生まれて来ます。

 

年少さんは「とけいのうた」「おつかいアリさん」等、身振りを入れた歌が大好きです。

先生のピアノが前奏部を弾きだすと、「あっ、とけい」と腕を振り子のように伸ばしたり、「あっ、ありさん、ちょんちょん」と手を曲げたり、みんな自分の「お気に入り」があるようで、かわいいです。

 

 

朝、身体と頭脳の刺激になるサーキットあそびも 楽しんでいます。

フープをピョンピョン、くるっと回って マットをゴロゴロ、巧技台に乗って ジャーンプ！をくり返します。

 

最初怖々だったジャンプも、だんだん大胆にできるようになりました。

 

年長さんが絵皿に描いたお父さんの顔も、仕上げに入っています。

 

年少さんは、雨のしずくがかかる紫陽花の枝を切ってきて「きれいでしょ、青い所も紫の所もピンクの所もあるでしょ」、絵の具をポンポンと押して、二つ折りにして 広げると、紫陽花の合わせ絵のできあがりです。

「わぁ、きれいやね」。

 

雨の季節の楽しみは いろいろあります。

幼稚園の周囲の田んぼは 田植えが少しずつ進んで、鏡のような水面に ひょろひょろと小さな稲が 風にそよいでいます。

今週中には どこの田んぼもこんなふうになるでしょう。

大和は国のまほろば　たたなづく青垣　山ごもれる大和しうるわし

６月の奈良は、この歌を思い起こす風景が広がる季節ですね。