子ども達の力作がずらりと並んで、２日間の作品展が始まりました。

今年のテーマは「遊園地」。

年少さんから年長さんまでの かわいくて がんばった作品が、所狭しと並んでいます。

急流すべり、メリーゴーランド、ジェットコースターや、それに乗っている 自分やお友達。

 

１月末、各御家庭から届いた空箱、ダンボール、牛乳パック、毛糸、ボタン 等々、たくさんの素材を好きなだけ使って、日々いっぱい作りました。

時には「せんせい、これと これ、くっつけたいけど、うまく いかへんねん」と困り顔。

時には「みてっ！　ほら、どう？」と得意顔。

そして、「◯◯ちゃん、おねがい、ここ もってて」「ええよ」、「◯◯ちゃん、それ、かしてくれへん？」「うん、こっちにも まだ あるで」、協力したり、助け合ったり。

同じクラスのお友達同士の協力があれば、小さいクラスの子への いたわりがあったり。

「製作あそび」とは、いろんな局面、工夫、発見があって、一緒に取り組むと お互いの絆が生まれるものだなぁ と思います。

そんな様子を感じていただける作品の部屋と、がんばって描いた絵画の展示、こちらは４月から１月まで描いて来た絵を貼ってあって、一人一人の成長の過程が よく見えます。

「ママ、みて、これ」　子どもが指さす絵を うれしそうに、満足気に見ておられる お家の方。

「わぁ、上手に描けてるねぇ。このうさぎさん、かわいいね。あ、この雪だるまもかわいい。上手にできてる。がんばってるねぇ」とほめられて、ちょっぴり照れながらも うれしさ一杯の子ども達。

 

コロナの間、来園に制限をしていましたが、今年はグループ分けによる時間帯はあるものの、久しぶりに人数制限を解除できたので、おじいちゃん、おばあちゃんもお迎えできました。

皆さんが、子ども達一人一人のかわいい工夫や おもしろさ、楽しい様子を感じとって下さり、「どれも、すてき。ジェットコースターに乗っている人も、毛糸を使ったり 布を使ったり、みんな違っていて、子ども達の個性が出てますね」と、笑顔で話される方もありました。

 

作品展は、三学期の大きな行事です。

４月からスタートして、子ども達はみんな 本当によく成長しています。

その様子を喜び合える大切な機会と思っています。