今日の幼稚園 2024.2.6
今週末の作品展を前に、子ども達は「つくってるか、あそんでる」、「あそんでるか、つくってる」の毎日です。
えっ…、どちらも同じじゃないか…ですか? いえ、微妙に違うんです。
でも共通点は「おもしろい」(これは とても大切なことです)、だから「つくってた」はずが遊んでることも しばしば。
廃材置場のお宝部屋の隅で 女の子達がヒソヒソ、「なぁ、◯◯ちゃん みて、こんなん あったで」「あ、きれいやなぁ」「うん、みて、こんなんも」と 細いリボンやひもを手にささやき合っている かわいい姿も、何度も見ました。
さて、日々「つづき」のように製作あそびを続けて来ましたが、少しゴールが見えてきました。
「遊園地」をテーマに、いろいろな乗り物や人を、一人で作ったり 協力し合ったり。
クラスも、それぞれが離れて作っていることもあれば、3才〜5才が混ざり合って 一緒に色をぬったり。
昨日は 年少さんと年中さんが輪つなぎをしていましたが、お兄ちゃん お姉ちゃんが「ここ、いれるねん。ここから とおして…、わっかに して…」と教えてあげている様子も、とてもかわいいものでした。
今日は一緒に絵の具ぬり。
順番に筆を使って ぐるぐるぬり広げますが、「あかんよ、おんなじ ところばっかり ぬってたら、やぶれるよ」「ここも ぬらんと」。
年中さんがアドバイスしたり、ちょっと譲ってあげたり。
あ、この子達も去年、こんなふうに親切に教えてもらったんだな、そして今度は自分達がそうしてるんだな、あいけいの優しさは、こうやって 日常の何でもない所に受け継がれているんですね。
年が明けて それぞれが大きくなっているんだなぁと、しみじみ思いました。
お家では一人っ子だったり、自分が妹、弟だったりする子達も、園で小さいクラスのお友達と遊んだり 活動したりする時は、立派なお兄ちゃん、お姉ちゃんなんですね。
その様子がかわいいです。
製作あそび一色のようですが、毎朝のお礼拝は欠かせません。
今は熱などでお休みの子も多いので、その子達が早く元気になるようにお祈りしています。
そして今日は火曜日なので、年長さんはサッカーあそびもありました。
暖かい部屋から外に出た時は「さっむ〜い」と言っていた子ども達も、園庭を走り始めると「わぁ、きもち いい」。
ウォーミングアップに鬼ごっこをしてから、ボールを投げたり 追いかけたり。
やっぱり外は楽しいね。
子ども達がたくさん作って来たもの、大きいのや小さいのを並べて飾り、お家の方々をお迎えする作品展は 今週末。
それまでもうちょっと続きます「つくったり あそんだり」「あそんだり つくったり」。