こども動物園 来園 2022.6.9
毎年5月、移動動物園に来ていただいています。
今年もその予定でしたが 雨で延期、6月になってしまいました。
梅雨入りしないか 心配していたのですが、大丈夫で 今日は晴天、ほっとしました。
幼稚園に動物達がやってくる、いつもの遊び場、園庭が動物園に変身すると聞いて、初めての年少さんは びっくり、「せんせい、ぞうさんも くるの?」「ライオンは?」「キリンは?」。
「う〜ん、ぞうさんは 大きすぎて、ちょっと来られないね。ライオン、キリンさんも来ないけど、羊、ヤギ、お馬さん、ロバさん、うさぎや モルモット…」。
年1回の「こども動物園」は、子ども達のお楽しみです。
( ↑ 各家庭から動物さんが喜びそうな食べ物を持ち寄りました)
年中、年長さんも「もうすぐやね」「また、おうまさんに のれるかなぁ」「うさぎちゃん、だっこしたい」「ヘビさんも くる?」とワクワクしていました。
朝9時過ぎ、動物を乗せたトラックが到着、「わぁ、せんせい、きたよ!」 うれしそうに廊下に出て来たのは 年長さん、続いて年中、年少の子ども達もやって来ました。
動物園スタッフの方々が園庭に柵を設置する等の準備が終わると、いよいよ動物達が降りて来ます。
お兄さんの誘導に従って、馬、羊、ヤギ…、まぁ、何てお行儀良く 順番に降りて来るんでしょう!
「ふぅ〜、朝早く出発して ずっとトラックの中だったから、外に出られて うれし〜い!」とばかりに タッタッタッタッとスロープを降りて、柵の中に入って行きました。
見ると、お母さんヤギと一緒に 小さい仔ヤギもいます。
やわらかな、ほっそりした きれいな仔牛は まだ3月に生まれたばかり、ちょっぴり怖がりだそうです。
長旅 お疲れさまでした。今年もよく来てくれました。
一連の様子を見ていた子ども達、「わぁっ、じょうずに でて きやったなぁ…」「うまも いる」「ひつじも いた」「わぁ、せんせい、いっぱい」「かわいい ちいさいのも、いるねぇ」。
みんな 思わず口を開けて 見守っていましたが、誰からともなく パチパチ 手をたたき出し、歓迎の拍手でした。
さて、一休みの後、子ども達が集まり スタッフの人から見せていただいたのは、手のひらに乗る、小さい きれいな 白いハツカネズミ。
「わぁ、ちっちゃい…、かわいい」「これ、いきてるん?」 ちょっぴり怖々、そっと なでさせてもらいました。
続いては ヘビ…!!
「わぁ、ヘビ…」 去年も見たよね とは思いますが、この近さで見ると、やっぱり やっぱり「わぁ… ヘビ…」ですね。
こちらは 首に巻かせてもらう子もいて、子どもって 度胸がいいのか、怖いもの知らずなのか、好奇心旺盛なのか…。
さて、その後は、順番にポニーの乗馬体験をしたり、仔牛やロバにエサをあげたり、羊やヤギの柵、ウサギの柵に入って楽しみました。
羊やヤギは 子どもより大きいので、「こわ〜い」の子がいたり、びっくりしたり、「もこもこしてる」と平然と触ったり、いろんな反応があり、みんな それぞれに「どうぶつ」を実感していました。
小さいモルモットは 3才の子でも抱っこしやすく、自分のお腹にくっつけるようにして、お尻のあたりを そっと持ち上げてあげて「かわいい」「あったかい」。
子ども達を午前中一杯 たっぷり楽しませてくれた動物達、全員が保育室に戻った後は、ゆっくり ウトウト。
そうね、疲れたでしょう、今年も来てくれて、みんなを喜ばせてくれて、ありがとうね、
午後、スタッフの方々が 動物をトラックに順番に乗せて、全てを片付け、園庭の消毒も済ませて帰られました。
車に乗せられた すき間からのぞくと、馬や羊の 大きな優しい目が見えました。
「また来年も来てね、またね、ありがとう」、又 3時間くらいかけて能勢まで帰る スタッフの方々と動物達を、心からの感謝を込めて見送りました。
* * * * *
昨日は 年長さんが、田植えをしたばかりの田んぼを見に行きました。
のぞきこんで、「おたまじゃくし、いる」「ほんとだ、あっちにも」。
「落ちないで、気をつけて」と先生。
いつもお世話になっている畑のおじさんが「田植機に乗せてあげて」と言って下さったので、順番に乗せてもらいました。
先生に「見て、このタイヤ、細くて堅いでしょ、車や自転車のとは違うでしょ、田んぼの中を進むために こうなってるんだよ。こっちも見てごらん、ここで稲を植えて行くのよ」と教えてもらって、「ふぅん、すごいなぁ」でした。