今日の幼稚園 2017.6.21
今日は梅雨らしい雨になりました。
園の周囲の田んぼ、田植えの後、藻が生えてきていましたが、雨に洗われたように ぴかぴかになって、空を映しています。
「せんせい、すごいなぁ。たんぼ、とうめいみたいや」「きれいやなぁ」
自然の恵みをいっぱい感じられる環境に、子どもも大人も感謝です。
さて、今日は未就園児の うさぎちゃんクラス 2回目、10時になると にこにこ来てくれました。
6月は3回、親子参加のクラスです。
今日は 小麦粉をこねて粘土を作りました。
水、塩を加えて 練っていくと、グルテンのねばりで、ビヨーンとなってきます。
絵具も入れて きれいな色、「おもしろい」「これ、みて」「へびさんみたい」。
幼稚園の子ども達は、それぞれのクラスで 七夕の飾り作りが始まりました。
そう、もう6月も後半ですね。
七夕は7月7日ですが、少しずつ、少しずつ きれいな飾りを作って、一人一人の名前を書いたところに とめて、作りためていきます。
先生のお話を聞いて、四角つなぎ、丸つなぎ、三角つなぎ、お星さま…、いろいろ作っていきます。
年少さんも、ちゃんと先生の顔を見て お話を聞いていました。
「わからなかったら、手をあげてね」と言われると、あちこちで「せんせい、わからへん」「これで いい?」。
先生が次々に回って見てあげると、ほっと うれしそうな顔。
こんな先生とのやりとりが、3歳のクラスも しっかりできつつあることに、成長を感じます。
年長さんは、先週仕込んだ梅ジュースが気になるところ。
「もう、のめる?」「まだ ちがう?」「いけるん ちがう?」
子ども同士のかわいい会話が 毎朝聞こえています。
先生がビンを持ち上げ、「ほら、見て。氷ざとうが まだ残ってるでしょ」「わぁ、ほんまや」「まだ あるなぁ…」「ぜんぶ とけたら、のめるん?」「そう、全部溶けたらね」。
でき上がりが待ち遠しいようです。
給食は、きのこごはん、肉じゃが、ブロッコリーとひじきのサラダ。
あいけいの給食は 園内の給食室で毎日作っていて、とっても美味しく、子どもに大人気。
昨日、かわいい様子を見つけました。
お部屋に用意されていた おかわり分が全部無くなってしまった後、給食室に年長さんが3人やって来ました。
「おばちゃん、はるまき、もう おしまいですか?」
「えっと…、あと3本だけあるけれど(大人の分がありました)…。もう おかわりしたい人はいないかしら?」
「う--ん、まだ いるかもしれない」
「じゃあ、1本を半分ずつにしたら、ちっちゃくなるけど 6人おかわりできるけど、どう?」
「うん! それがいい!」
子ども達が うれしそうに大きくうなずきました。
調理員のおばさんが半分に切っているのを、やったぁ とばかりに見ている子。
その後ろ姿が やさしくて、かわいくて、うれしくて…。
なんだか、ほこっとした気持ちになり、写真をパチリと撮りました。
ちっちゃくなっても、みんなで分けたら うれしいよね。
愛されて、幸せに育った 子ども達の心が伝わってくる気がします。