今日から11月、季節の移り変わりは晩秋に入って行くところですが、今年は気温が高く 雨も少ないので、戸外活動に丁度良いさわやかさが続いています。

夏の猛暑で外遊びが少なかった子ども達への プレゼントのような日々ですね。

 

少し前から、どんぐりを持って来てくれる子ども達がいました。

いつも行く 近くの公園もそろそろかなぁ…と、通る度 バスのおじさんが見てくれていましたが、「もう行けそう！」ということで、今日は全クラス どんぐり拾いです。

バスに乗ったら10分程の近さに いい公園があって、とても恵まれています。

どんぐり拾いを楽しみにしていた年中さんは 紙皿で作ったポシェット、年長さんは ポシェットやペットボトルの入れ物を作っています。

 

朝 準備ができた所で、「いってきまぁす」と 順番にバスに乗り、出発しました。

 

着いて ちょっと歩いたら「あ、落ちてるよ！　見てごらん」　先生の声、みんな一斉に下を向き、しゃがんで「あった！」「あった、みて！」「せんせい、いっぱい あるね、こっちも」と 次々見つけ始めました。

 

 

身長が低いせいか 大人よりも上手に見つけて、たちまち、持ってきたお手製の入れ物はいっぱいになりました。

年少さんの袋にも、たくさん入りました。

「せんせい、みて、これ ちっちゃいよ」「ぼうし かぶってるのも ある」　先生に見せてくれたり、お友達同士で「◯◯ちゃん、みてや、こんなん あったで」「わたしのも みて」「いろんな どんぐり あるなぁ」。

 

自然は美しく 楽しく、子どもも大人も喜ばせてくれますね。

紅葉した落ち葉を拾ったり、どんぐりが落ちて ぼうしだけが残った小枝を見て 笑ったり、ほこっと楽しい どんぐり拾いでした。

 

園に戻って来たら、年少さんは早速、ゼリーのカップを使ってマラカス作り。

「自分の拾ったどんぐりの袋から、好きな数をカップに入れてね」と先生に言われて、１つだけ入れる子、３〜４個入れる子、どっさり入れる子、いろいろです。

もう一つのカップでフタをして テープで止めてもらうと、ガラガラ鳴らし、「わたしの、こんな おと」「ぼくの、こんなん」と比べ合いっこ。

丁度 今 発表会に向けて歌っている「山の音楽家」の歌に合わせて、振って楽しんでいました。

いいのができて、良かったね。

 

年中さんは、先日 卒園生のところからいただいた ふとっちょどんぐりを使って、コマを作り、回して遊びました。

今日行った公園は多分 樫の種類だったかな、コロンとしていないので コマを作りにくいのですが、いただいたのは クヌギと思われる丸いどんぐり。

穴を開けて つま楊枝を刺して コマにすると、くるくる回ります。

たちまち子ども達が夢中になって、「まわった、まわった！」「せんせい、みて！」「ぼくの ほうが、いっぱい まわってる」と、みんな大興奮でした。

 

「あいけいのおともだち、これであそんでね」と いっぱい拾って届けてくれた卒園生、ありがとうね、みんな大喜びでしたよ。

 

さてさて、どんぐり拾いは楽しかったけれど、発表会のおけいこも 忘れてはいませんよ。

各クラス、舞台で歌ったり、英語劇のおけいこをしたり。

そう、歌と英語の発表会は、もう来週です。

ちょっとずつ、がんばります。

 

＊　＊　＊　＊　＊

 

（　↑↓　昨日はハロウィーンだったので、お給食も いろいろな野菜が入ったカボチャのスープと ハンバーグの「オバケ添え」でした）