こども動物園 2021.3.9
昨日の雨もあがって、さわやかな日になりました。
あいけいでは毎年5月、移動動物園に来てもらい、子ども達がエサをやったり 触れ合ったりして楽しみますが、今年度はコロナの関係で、今まで見合わせてきました。
今日は 感染対策をした上で、園児のみに制限して開催することに。
朝9時頃、「こどもどうぶつえん」のトラックが到着。
暗いうちに用意して、大阪 能勢町から来てくれた動物達、長旅で少し疲れたかな。
でも、今か今かと待っていた あいけいの子ども達は「バンザ〜イ、いらっしゃ〜い!!」で お出迎えです。
スタッフの人達が しばらく園庭にくいを打ったりして準備、その間一息ついた動物達が、お兄さん達の誘導で 順番に出て来ます。
そのお行儀のいいこと! 「ふぅ〜、やれやれ、広い所に出られるぞ〜」と言っているかのようですが、ちゃんと順々に、トラックにかけたスロープを タッタッタッと降りて、一列に走って行くんです。
見ていた子ども達、「わぁっ…、じょうずに でたねぇ」と感心、拍手もおこりました。
(子どもが動物に関心している様子も 又、かわいいものです)
さて、あいけいバスが全部着いて 全員揃ったら、いよいよ動物の所へ。
今日来てくれたのは、ポニー、ろば、羊、山羊、うさぎ、モルモット、そして ヘビと、手のひらに乗る 小さいきれいなハツカネズミ。
まず、スタッフのお兄さんが、今日のお約束を教えてくれました。
馬の後側に行かないことや、うさぎやモルモットを抱っこする時は こんなふうに両脇に手をさし込み、その後お腹にくっつけるようにして…、子ども達は 全員ずらりと並び、いっしょうけんめい聞いていました。
説明が終ると、カゴからハツカネズミを出し、みんな さわらせてもらいました。
「わぁ、ちっちゃい…」「かわいいね」 1本立てた指で、ドキドキしながら そうっとハツカネズミの背をなでさせてもらうと、何だか ふわっと幸せな気になります。
そして、お兄さんが取り出したのは 大きなヘビ、これも順番に触らせてもらい、「……!!」「なんか… ざらっと してる…」 こっちは、ドキドキも ちょっぴりビクビク…ですね。
最後に ヘビを首に巻かせてもらった子もいて、「なんか、なんか、すごかった」そうです。
それが終ると クラスごとに分かれて、ポニーの乗馬、つないである馬やロバ、羊のエサやり、そして、くいで囲った中の羊、山羊、うさぎ、モルモットを抱っこしたり、エサをやったり。
「せんせい、みて!」 モルモットを上手に抱っこする子、怖々そうっとなでる子、羊の大きさにビクビクしながらも モクモクした毛を触る子、「せんせい、かわいいね」「おめめが かわいい」 みんな、たっぷり触れ合いを楽しんでいました。
5月の動物園が ずいぶん遅くなりましたが、今年度もできて よかった、動物さん、来てくれてありがとう、楽しかったよ、でした。
4月からの新年度では、例年の時期に開催を願っています。
その時は、外からの 小さいお客さまもお招きできたらいいなと 願っています。