今日の幼稚園 2018.4.25
明け方まで たくさん雨が降りました。
日中は止んで来ましたが、くもり空で、ちょっと肌寒い日になりました。
入園式から2週間程経った 年少さん、初めは泣いていたけれど 落ち着いて来た子、がんばっていたけれど、ちょっと経って 今頃しくしく泣き出した子、みんなが安定して来るまでには まだ時間が必要です。
でも、毎日「おいすに座ってね」と やっているので、大分 落ち着いて座れるようになりました。
お礼拝をしようと「お手々を合わせて、お目々をとじてごらん」と言われると、ちゃんと先生の真似をできるようになっていて、びっくり。
「毎日少しずつ」は、積み重なっていくものです。
スタイルはできるようになり、楽しく遊んでいる様子も見られるようになったけれど、「ここは たのしくて、すきやなぁ」と思えるようになるためには、みんな それぞれの道のりがありますね。
あせらず、ゆっくり、幼稚園のすてきな所を感じて行ってね。
さて、今日は 絵画講師の上嶋先生に、年長さんが お絵描きを教えてもらう日。
お題は「くもにのって あそぼう」です。
年長さんになると、初めて自分の絵の具を持ち、パレットで混色もします。
「せんせい、ピンクって どうするの?」「みずいろは?」
白と赤、白と青の混ぜ加減で 色味が変わってくることを体験しながら、やわらかな色の雲を描いてゆきます。
「くもに はしごを つけて、おともだちと あそべるように したら、たのしい」とか、「ふわふわの くもやったら、ジャンプして ころんでも、いたくない?」など、楽しいイメージをふくらませて描きました。
終った後、廊下で乾かしてあるのを見ると、やさしい気持になるような絵が たくさんありました。
去年度は、全国教育美術展で 13人ものお友達の絵が入賞しています。
でも、何よりうれしいのは、みんなが「絵がすき、おもしろいよ」と思ってくれていること。
今年度も、たくさん描いて、ひとりひとりが楽しさと喜びを味わってほしいですね。