お正月、冬休みが明けて、今日は始業式。

みんな元気に過ごしていたかしら？　久しぶりの登園に 泣いている子はいないかしら？…、お休み明けは、子ども達の笑顔を待ち焦がれる気持ちに、大丈夫かなという気がかりが ちょっぴり混じるのが常ですね。

でも今朝は、みんな元気に やって来ました。

「せんせい、おはようございます」の いつもの挨拶に続いて、「あけまして おめでとうございます。ことしも よろしく おねがいします」と上手に言ってくれます。

バスから降りて来た子ども達も、一列に並んで ペコリと頭を下げて、お正月の挨拶。

「まぁ、上手ね」「うん、おけいこ してきた」と聞いて 思わず笑いますが、「明日から幼稚園だからね。先生に会ったら、ちゃんとご挨拶するのよ。お辞儀をしてね」と お母さんに教えていただいたのでしょうね。

「昨日の続きで今日」という 同じ時間の流れですが、年が新たになった、又、一年始まる、そのけじめを しっかり伝えておられる所がいいなと思います。

プランターに植えたビオラの花が凍る程 冷え込んだ朝でしたが、改めて新年の清々しい喜びを感じました。

 

お部屋に入ろうとして、「せんせい、ヒヤシンス、いっぱい さいてる！」「かわいい、おほしさまみたいな かたち」「１ぽんに いくつ さいてるんかな」「なんで、ピンクばっかり さいたんかなぁ」。

子ども達を迎えるかのように、年長さんが育てているヒヤシンスが 美しく咲き始めています。

色によって 少しずつ時期がずれるようで、まずはピンク。

白や紫は、まだ 先です。

顔を近づけて「せんせい、いいにおい する」、「うん、冬の花の匂いやね」、静かな廊下の冷たい空気の中に、ほんのり甘い香りが漂っていました。

 

年少、年中さんは、早く登園した子が 早速遊び出しました。

カラーブロックを並べて「おしろ」にしたり、お友達と組み合わせて作ったり。

お休みも楽しいけれど、こうして みんなで一緒に遊ぶのは やっぱり幼稚園ならではですね。

 

全員揃ったら、お礼拝と始業式です。

一月一日 能登半島でおこった大きな地震のお話もして、みんなで 被災された方々のためにお祈りしました。

あまりに大きくて  まだ全容も不明ですが、支援の物資が行き渡り、少しでも早く 落ち着いた日々が訪れるよう願っています。

 

始業式では、職員の交代もありました。

10月から年少さんに入ってもらった先生と、１月からの先生が バトンタッチ。

子ども達の前で、かわいいチューリップのバトンの受け渡しをしました。

「みんなと過ごせて とても楽しかった。あいけいの子ども達は みんな優しい、あったかい幼稚園ですね」と言っていただき、名残り惜しいお別れでした。

 

始業式なので、今日は おやつを食べて、早いお帰りです。

明日からは一日保育、みんな元気に来てね。

お休みの間の楽しかったお話を たくさん教えてね。

お正月あそびも やりましょうね。