集まれ 1年生 2023.7.22
夏休みに入りました。
今日は、この3月にあいけいを卒園したお友達を招く「集まれ 1年生」の日です。
3月 巣立った36名の子ども達が行った小学校は、何と20校にも及びます。
それだけ広い範囲から子ども達が来てくれているんです。
一人で◯◯小学校に行った◯◯ちゃんは どうしてる?、ちょっぴり気が弱かった あの子は?、慣れるまで時間がかかる あの子は?、と 先生達は気掛かりでした。
今日はどんな様子で来てくれるんだろう…。
でも、そんな心配は すぐに吹き飛びました。
「せんせ〜い!」「ずっと きたかったよ!」と はじける笑顔、照れくさそうな笑顔、はにかむ笑顔、そして 少し会わないうちに背が伸びたね、何だかがっちりしたね、よく陽焼けした 元気一杯の様子に、この数ヶ月の時間のブランクがふっとんで、「おかえり〜!」「おかえり」「ひさしぶり」、あったかい思いが みんなの心を満たしました。
全員揃ったら まずはお礼拝、あいけいはいつも、どんな時にも 神様への感謝から始まります。
みんなを守って育てて下さって ありがとうございます、今日こうして再会できて とてもうれしいです、一緒に目を閉じ、手を合わせて祈ると、みんなの心が一つになりますね。
さて、お礼拝の後は 歌をうたったり、ゲームをしたり、それぞれの近況を一人ずつ報告したり。
「わたしは(ぼくは)、◯◯しょうがっこう 1年◯くみです。せんせいは ◯◯せんせいです。すきな べんきょうは…」、しばらく会わないうちに みんなが小学生らしくなったことに、感慨を覚えます。
そうね、もう幼稚園の子どもではなくなって、一人一人がランドセルを背負い、自分の足で学校に行き、様々な経験を積み重ねているんだものね。
そうこうしているうちに、お昼。
今日は、子ども達に一番人気の カレーライスです。
「あいけいのカレーは世界一おいしい」--これは、高校生になった ある男の子の言葉ですが、そう思ってくれる子も多いかもしれません。
お味の美味しさもさることながら、やっぱり何より「おいしい」と感じさせるのは 大好きな友達、先生、そして あいけいという場所で食べるから。
そう思うと確かに、「世界でここだけ」しか味わえない条件が いくつもあるかもしれませんね。
やっぱりこれは 一人一人にとってトクベツ、卒園して離れて行けば なお、トクベツなカレーですね。
食後はアイスクリームも食べて和気あいあい、楽しいひとときは あっという間に過ぎて、帰る時間になりました。
「またね」「またおいでね」「なつやすみ、たのしくすごしてね」 名残惜しさを胸に 手を振る子ども達を見送りました。
幼稚園の子ども達も、小学校の子ども達も、夏休みの日々が始まります。
すてきな夏になりますように。