先週初め、「インフルエンザはどうですか？」と聞かれた時「ありがたいことに、大丈夫なんです」と答えた記憶もまだ新しいのに、週末からあれよあれよと言う間に広がって、今週は一転、全クラス学級閉鎖になってしまいました。

今年のインフルエンザ(A)の勢いはものすごいです。

昨日から一応閉鎖を解除したものの、大事をとって休む子どもも多く、何となく静かな幼稚園です。

 

アドベントに入っているので、昨日は年長クラスで、手づくりのアドベントカレンダーでクリスマスを待つお楽しみが始まりました。

ホワイトボードに貼ったツリーに一人づつ名前の書いたかわいい袋がつけてあって、日にち毎に順番に 子ども達がもらって帰ります。

あいけいのクリスマスは大小色々な喜びがみんなにありますが、年長組だけの小さなお楽しみというのもあるんです。

アドベントカレンダーもその一つです。

学級閉鎖でお休みしていた子ども達が 遅れて受け取りましたが、みんな そっと手に取り、何度も見て 嬉しそうでした。

 

廊下の壁掛けは、オランダの家庭で使われていた古いものですが、これもアドベントカレンダーになっています。

毎年クリスマスに家族を楽しませていた記憶が染み込んでいて、それが今、あいけいで子ども達とクリスマスの喜びを分かち合っている気がします。

 

そして今日は１２月のお誕生会でした。

いつもの月は月末にしていますが、今月はクリスマス礼拝や祝会(発表会)もある関係で、少し早くなっています。

今日は感染対策で、お礼拝は各クラスで行い、お誕生会だけリズム室に集まりました。

先週飾ったクリスマスツリーもかわいい飾りをたくさんつけて、お誕生会を盛り上げてくれる気がします。

インタビューを受けたり、プレゼントを受け取ったり、１２月生まれさんの嬉しそうなこと。

 

お誕生会の先生の出し物は「食いしん坊の変身おばけちゃん」のペープサート、大喜びで転げて笑う子もいて、その様子は幸せそのもの、あいけいのお誕生会っていいなと改めて思いました。

 

 

お誕生会の後、お部屋に帰ろうと廊下に出た年少さんが見つけたのはネイティビティーと言われるイエス様の御降誕のシーンの飾り物。

じっと見て「これ、なあに？」に、そばにいた年長さんが「いえすさまの おうまれの とこだよ」、「ほら、ここに てんしさんが いるよ」、「たからもの もってきた はかせも いる」、と教えて上げていました。

 

年長さんの育てているヒヤシンスの水栽培、黒い紙を巻いて待っていましたが、美しい根がたくさん出て来ました。

水栽培は花も根も楽しめますね。

お正月を越えて、１月下旬にはきっと良い香りが漂うことでしょう。

冬ならではのお楽しみ、たくさんありますね。

土、日のお休みが終わって週明けには みんなが元気に登園してくれるよう、祈っています。

 

＊　＊　＊　＊　＊

 

今年もクリスマスのイルミネーションが始まりました。

日没から午後９時前後まで、毎日ご覧いただけます（25日まで）。