保育参観 2019.3.4
年度の最後になる保育参観、この一年 子ども達がこんなに成長したと、喜んでいただく日です。
朝 あいにくの雨でしたが、皆さん 楽しみに来てくださいました。
年少、年中組は 製作あそびの様子を見ていただきます。
思えば、年度最初の母の日参観の時 大泣きしていた あの子、落ち着かず ソワソワしていた子、不安そうな顔で 緊張していた子、でも 今は、ちゃんとイスに座って、先生のお話しをよく聞いて 取り組むことができています。
年少、年中の製作は、今度のお別れ会の時、年長さんにあげるプレゼントです。
折紙で作ったチューリップ、糸巻きに 紙をちぎって貼ったケン玉、みんな いっしょうけんめい作っていました。
年少さんは 少し時間があったので、その後 イス取りゲームも楽しんでいました。
ゲームをする時は、ルールを理解して 自分なりに「イスを取ろう!」とするのが大切ですが、初めの頃できなかった こんな事も、今では みんなが楽しめるようになっています。
幼稚園生活最後の参観となる年長組は、思いも ひとしおです。
まずは一年間を振り返って、いろいろ楽しかった出来事、がんばったこと、などを 一人ずつ発表し、お歌を聞いていただきました。
その後は お母さんに、一人一人が書いてあった お手紙を渡しました。
この一年間、文字のおけいこも ずっとしてきたので、みんな上手に書けています。
内容は「おかあさん、いつも おいしいごはん、つくってくれて ありがとう」だったり、「おかあさん、げつようびの おべんとう、いつも たのしみだった。とっても おいしかった」「おかあさん、だいすき」等、子ども達がそれぞれ 自分のお母さんに言いたいことを考えて書きました。
はにかんだ表情の子ども達から手渡されると、初めは笑顔で受け取った お母さんですが、読みながら 目に涙があふれて…。
何がうれしいと言っても、子ども達からの こんなお手紙は 世界一のプレゼントです。
読み終って我が子を抱きしめたお母さん、そのぬくもりは、いつまでも忘れられない絆となることでしょう。
お母さん方からも、子ども達に お返事を書いていただきました。
ひなまつり、参観が終ると、幼稚園は一気に年度の締めくくりへと進みます。
「待って、ゆっくり…」と心の中で言いつつ、足早に過ぎようとする時間を引き止めるような気持になる3月です。