今週の幼稚園 2023.7.20
4月から始まった一学期が、今日で終了しました。
入園、進級、それぞれのスタートは たよりなく、年少さんからは泣き声が聞こえる日々でしたが、今ではずいぶんたくましく、「せんせ〜い」と元気な声で呼んでくれるようになりました。
「ようちえんって、いいところ」「おともだち すき」「せんせい すき」の気持ちが 少しずつ増えていった期間でもあります。
終業式は、みんなが元気で楽しく過ごせたことを神様に感謝する お礼拝から始まり、終業式の意味を一緒に考え、夏休みのお約束をする運びとなります。
その後は おやつのパンと飲み物をいただいて、早いお帰りです。
明日からは 夏休み、元気で過ごして、又 夏期保育で会えるのを楽しみにしていますよ。
さて、昨日の様子も 少しご紹介しましょう。
朝、プール、プールと準備していたのですが、ポツ ポツ と雨粒が当たるようになり、う〜ん、水につかると 出た時ちょっと寒いかも…、お熱や腹痛でお休みのお友達が増えてるね…、という状況から、プールは控えることにしました。
「それじゃあね」と各クラス、お絵描きや製作あそびをすることになり、順番にのぞいてみました。
まずは年少さん、先日から切ったり貼ったりしていた、すてきな かき氷の絵の周囲に、シロップの模様を絵の具でとばします。
すでに美味しそうにでき上がっている かき氷にはかからないように、氷の形に切った厚紙でフタをして、絵の具をつけた筆をチョンチョンチョンとすると、「わぁ…、ちっちゃい もよう、いっぱい できた!」「おもしろいね」。
涼し気でおしゃれな かき氷の絵は、みんな とても上手にできました。食べたくなっちゃうね。
楽しんで、いいのができたのは良かったけれど、お部屋の隅で女の子の声、「うわぐつ、めっちゃ あかいの ついたなぁ」「ほんまや、わたしのも」、そして二人 クックックッと楽しそうに笑って、走って行きました。
お母さん、洗たく ごめんなさいね。
さて、こちらは年中さん、「夏、夏、夏と言えば オバケ! 紙コップでオバケを作ろう」ということで、薄いビニールの手袋に顔を描き、それにストローをつけて、紙コップに仕込んでフーッと吹くと、コップから オバケがムクムクッと出てくる仕掛けです。
「かわいい オバケに する」「おこった オバケも いいな」「ぼくは、みずたまオバケ」…、思い思いのオバケを描きました。
でき上がって、みんなで フ〜ッ。
「あっ、おもしろい オバケ」「ぼくの、みて」「わたしの、かわいい?」 自分のをふくらませたり、お友達のを見て笑ったり。
オバケも こんなのは大歓迎、夏らしい 楽しい製作です。
年長さんは、箸ペン絵の具を使って、「◯◯のせかい」を描いていました。
海の中の世界に行ってみたら…、お花の世界はどんなかしら…、宇宙の世界は…、みんな 自分の描きたい世界をいっしょうけんめい想像して、イメージをふくらませて、「う〜ん、おうちの かたちは、こんなの どうかなぁ」「こんなふうに、みちが つづいてて…」、考えながら描き進めていました。
お絵描きも製作も、年令毎に 大分違います。
でも、みんなが「たのしいね」「おもしろいね」「こうやってみたら」と思うことが大事。
夏休み、お家でも描いたりつくったりしてみてね