おもちつき 2019.11.27
今日、あいけいでは おもちつきをしました。
例年、12月か1月についていますが、アルエット広場で 寒くならないうちに…と 11月末にすることに。
「おもちつきって、はじめて」の年少さん、「まえも やったけど…」の年中、年長さん、いずれにとっても めったにないことなので、みんな楽しみに登園して来ましたよ。
あいけいのおモチは、黒米を混ぜています。
そうすると、ふつうの白いおモチより 更にモチモチ、弾力が出ます。
そして、口に入れた時 プチプチとした食感も美味しい おモチになるのです。
給食室で蒸し上がったモチ米を 運んで来て、温めておいた石臼に入れますが、「見て、はじめは こんな風よ。ほらね…」「せんせい、おせきはん みたいやね」「うん、黒いお米を混ぜてるからね」。
今日は 卒園生のおじいちゃん、おばあちゃんが、おモチつきボランティアに来て下さって、手際良く おモチつきが始まりました。
最初は、臼の中のモチ米を 杵で軽くつぶして行きます。
ある程度つぶれた所で、さぁ、ペッタン ペッタンの始まりです。
子ども達のうれしそうな 元気な声が「ペッターン、ペッターン」と響く中、臼の中でも だんだんおモチができて来て、杵でつく音も変わって来ました。
でき上がったおモチは、少しずつ切ってもらったのを 子ども達が自分で丸めます。
「なんか、あったかくて、やわらかいよ」「ぷにゅって してる」
いつまでもその感触を楽しみたいくらいですが、丸くなったら、お部屋で食べる用意です。
「きなこと みたらしがあるのよ、どっちがいい?」 奉仕して下さるのは 役員のお母さん。
きなこと みたらし 1つずつの子もいれば、2つとも きなこだったり、みたらしだったり。
みんな 好きなものをお願いして、テーブルへ。
そろって いただきます をして、口に入れて「わぁっ、おいしい」「めっちゃ おいしい」「ぷちぷちする」「やわらかい」等々、うれしい声が聞こえてきました。
最近、臼と杵でおモチつきをするお家も ほとんどないので、子ども達に 楽しくて良い経験です。
昔の人は、こうやって お正月のごちそうを用意したんですね。
もう12月も目の前、そろそろ師走の足音が聞こえてきそうです。