“Spring has come!”、３月に入りました。

陽光がまぶしく輝いて、日中 ぽかぽかと暖かくなりました。

 

今日から保育参観が始まりました。

以前は一日で行なっていましたが、たくさんの人が集まるのを防ぐため、一日ずつ分けて 広いリズム室を使って行うようにしています。

最初の日、今日は 年少さんです。

いつも通り バスもあり、登園して来た子ども達、少し置いて保護者の方々も来園、子ども達にとっては「いつも通りのこと」と「いつもと違うこと」があって、何か勝手が違うように感じたり 緊張したりするのでしょうね、ちょっと表情が堅い子もいます。

 

参観の初めは お礼拝。

一学期から、毎朝 こうしてお礼拝をして来ました。

最初は じっと座れず 立ち歩いたり、キョロキョロしたりでしたが、今では、ほら、こんなに落ち着いて 静かにお祈りできるようになりました。

あいけいの園生活の中では、どのクラスも 毎朝お礼拝を欠かしません。

元気に幼稚園に来られたことを まず神様に感謝し、一日お守りいただくよう、又、病気等でお休みしている子が早く元気になるよう お祈りします。

その他、さんびかを歌ったり、その月の聖書のおことばを暗唱します。

短いお礼拝の時間ですが、一日の園生活の始まりに 神様に心を向ける、この静かな 小さな時間があることで、続く活動や遊びにも 良い落ち着きが生まれてくるように思います。

そして何よりも、自分が神様に愛されている とても大切な存在であることを、心で知って行くのです。

 

さて 今日は、お礼拝の後、リズム遊びを見ていただきました。

自慢のカスタネットを使って「い・ち・ご・ウン」（♩♩♩×）、「バーナナ・ウン」（♩. ♪♩×）等。

いつもお部屋でやっているので、上手です。

「パイナップル」「サクランボ」等のリズム打ちも、できるようになりましたよ。

 

お次は、子ども達の大好きなフルーツバスケット。

りんご、メロン、いちご、パイナップル…、美味しいフルーツメダルをつけて、席取りゲーム。

自分のフルーツを言われて、急いで立って 空いているイス目がけて走ったり、「ここ あいてるよ！　ここ！」と教え合ったり。

ルールをよく理解して、楽しめるようになりましたね。

 

ゲーム遊びの後は 製作。

セロテープを巻いて 先っぽを堅くした毛糸に、カラフルなストローを切ったパーツを通して作る ネックレスです。

「…ん、あ、とおった…」と、みんな いっしょうけんめいに 一つ一つ通して、「せんせい、みて、いっぱいに なったよ」。

最後は 先生が毛糸の両端を結んで、ネックレスにします。

ちょっと短かったけれど、かわいいのができました。

 

三学期のしめくくりの月に入って、子ども達の成長が いろいろな所で分かるようになりました。

体も心も大きく育って、もうすぐ年中さんですね。

 

さて 年長、年中組は、ぽかぽか陽気に誘われて お散歩に。

幼稚園の回りの田畑には、春がいっぱい。

たんぽぽ、オオイヌフグリ、つくし…、しゃがんで「みて みて、こんなん あった」「あ、こっちも あった」。

 

つい二、三日前まで「寒いね」と言っていましたが、自然界はちゃんと季節の足を進めて準備しているんだなぁと、改めて思います。

 

３月…、年長さんを送り出し、年中、年少さんは 一つ大きい組になる備えの月ですね。

毎日を大切に過ごしたいと思います。