今日の幼稚園 2023.2.24
冷たい雨のそぼ降る一日になりました。
「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」、よく言ったもので、年が明けてからの三ヶ月は あっと言う間に過ぎて行きますね。
今日は 二月生まれのお友達のお誕生会。
大体月末の金曜日にすることが多いのですが、二月は28日までしかないので 一週早くなります。
そして 昨日は天皇誕生日でお休みだったため、「せんせい、きょう、げつようび?」と言う子がいたりして、何だか「あれ?」の感じですね。
お誕生会の前はいつも、リズム室に集まって 全員でお礼拝します。
お礼拝の前、年長さんは リニューアルされたばかりのグランドピアノの音色を聞かせてもらいました。
グランドピアノが古くなって 中のハンマーと呼ばれる部品が劣化して来たのを、先週取り替えてもらったのです。
この取替、費用も大分かかりますが、今年の卒園記念として 育友会からの補助もいただいて、思い切って替えました。見(?聞き?)違える程 音質が変わり、やわらかい美しい音色になりました。
これから20〜30年は、このハンマーでやっていけるそうですよ。
年長さん、ありがとう。
大切に使いますね。
合同礼拝は 金曜日にあります。
その他の日は、各お部屋でさんびかを歌い、お祈りをする 短いものですが、合同礼拝では 園長先生の聖書のお話があり、それが子ども達の楽しみです。
「難しくないですか?」 大人の方はそう言われますが、いつも分かりやすくて アドリブたっぷりの園長先生のお話に「あぁ、おもしろかった」の満足です。
聖書の教えに 楽しみながら触れ、小さい時に 神様が自分を愛し、特別な存在として大切にして下さっていることをよく知るのは、素晴らしいですね。
お誕生会は 名前を呼ばれて、前に出て インタビューを受けます。
年長さんは「大きくなったら何になりたいですか?」と聞かれて「きんてつでんしゃの うんてんしさん」、「大阪の方へ行く? 奈良の方?」と重ねて聞かれると「よしの」ですって。
ちゃんと 具体的な夢の青写真があるんですね。
お友達からプレゼントを渡してもらって「ありがとう」。
プレゼントは 前にも紹介しましたが、先生達の手作りカードと、1枚ずつ刺繍した給食袋です。
この前、あるお母さんが「上の子の小学校の旗持ち当番に立っていたら、大きな男の子のランドセルに この給食袋がつけてあって、わぁっ、この子も あいけいだったのねと、うれしくなりました」と言っておられました。
ずっと 長いこと使ってくれて、又 これを通して うれしい気持ちやあったかい気持ちが広がっていくと思うと、つながりの喜びを感じます。
お誕生会が終わって お部屋に戻る前、「せんせい、おひなさま、みて いって いい?」、「うん、いいですよ。きれいでしょう?」「ごにんばやしって、どの おにんぎょう?」「せんせい、かがみも あるね、きれいやね」。
最近大きなひな段を飾られるお家も少なくなったと聞きます。
幼稚園のおひなさまは、卒園生(もう大人になられました)のお家からいただいたもの、「我が家に飾るより、幼稚園に飾って たくさんの子ども達に見てもらうのがいい」との ご好意です。
今年も雅な美しいたたずまいで、私たちに春の訪れを教えてくれています。
各お部屋でも、おひなさま製作が進んでいます。
それぞれ年令によって、作るものが違います。
年少さんは モビールのようなスタイルにするので、その飾りの部分を作り、年長さんは 壁掛け型に仕上げていました。
子どもが作るおひなさまは それぞれ いろいろなお顔があって、世界で一つだけのものです。
やさしくて、かわいい おひなさまができ上がって行くのが、楽しみですね。
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( ↑↓ フルーツバスケットをして遊ぶ年中さんです)