今週の幼稚園 2024.5.17
肌寒い日があったり、強風の日があったり…、季節の変わり目は お天気が不順ですね。
今週水曜日、年長さんは 絵画と造形の中嶋先生の日でした。
新聞紙を細くタテに裂いて くりくりと撚り、ヒモ状のものを何本も作ります。
新聞紙は、上を持ってタテに引くときれいに裂けることを教えていただいて、みんな ビリ… ビリ… ビリビリ〜、長いのもあれば短いのもあり、指でくりくり。
上手にできるかなと思いましたが、さすが年長さん、指の力も器用さもあり、ていねいに一本ずつ作っていました。
でも…、これ、どうするの?
ハイ、中嶋先生が「さぁ、これで木を作りましょう。画用紙に順に貼って行くと、ほら、こんなふうに…。」と見せて下さいました。
たくさん合わせて 太い幹、細いのが横から出て 枝、さらに短いのが枝から分かれるようにして 小枝。
なかなか力強い木ができていました。
感心したのは、本当にいろいろな形の木があること。
「せんせい、ぼく、こんなふうに した」「わたしのも みて」、思い思いの木ができました。
次回は これに葉っぱをつけて行くそうで、楽しみですね。
年長さんは、今日は「いちご」も描きました。
先日いちご狩りに行って、いちごが実っているところを見たばかり。
赤くて美味しそうな いちごが、いっぱいになりました。
その他、お部屋に貼ってある「くも」(雲)の絵も すてきです。
年長組で歌っている「空で遠足してみたい」の歌そのもののような、夢のある楽しい絵です。
年中さんは、先日ちょうちょの合わせ絵をしたところ。
ちょうちょの形に切った紙の半分に、絵の具を置くように模様を描き、パタンと合わせて開くと「わぁっ」、思いがけない柄が全面に広がって、うれしくなります。
絵の具を乾かして、その後きれいな画用紙に貼り、周囲にクレパスで 楽しい絵を描いて、仕上げました。
自分やお友達、お花、遊具、ちょうちょの飛んでいる所で遊んでいる様子が春らしい、かわいい絵ができましたね。
( ↑ 年中さん、園庭で遊ぶのも楽しいね)
年少さんは、個人持ちの月刊絵本を広げて お話を読んでもらったり、シールを貼って遊んだり。
本のページを自分で開くこと、開いた所が閉じてしまわないよう 中央をギュッと手で押すこと、何気ないようですが、「はじめて」の子もたくさんいます。
「こうしてね、こう…。はい、やってみてね」と言われて、小さなやわらかい手で ギュッと押さえている姿も 又、かわいいですね。
ピアノに合わせたリトミック遊びもしています。
トトロの歌「さんぽ」を先生が弾くと、みんな歩き出します。
音がちょっと変わって…「あっ、黒い雲、雷の音がする。たいへん、雨が降ってきた〜!」で、子ども達は走り出し、しばらくすると「あ、よかった、雨が止んだみたい。じゃあ 又、歩きましょう。…あ、ことりさんが来ましたよ。チュンチュン…」で、小さくジャンプしながら進み…。
ピアノは効果をねらった音を出していますが、子ども達の心には どんな情景が広がるのでしょうね。
歩いたり、走ったり、止まったり、小さくなったりをくり返しながら、3才の頭には ドラマが描かれているのかもしれません。
お外の遊びも楽しんでいて、年少さんも ちょっとずつ活動の幅が大きくなって来ましたよ。