今日の幼稚園 2023.2.7
作品展まで、もう少し。
「大分できたね」の所と「まだまだ もうちょっとね」の所に加えて、「…これから、これ、どうする?」の所もあって、ただいま幼稚園「散らかっております」状態です。
片付けても片付けても 又、いろいろ出て来たり、「せんせい、みて、こんなん」「せんせい、もうちょっと ペタペタする」「あ、◯◯ちゃん、スモック、絵の具いっぱいつけちゃったね」の連続です。
毎日 くつ下も汚れて帰るので、お母さん方に申し訳なく思いますが、皆さん、「家ではなかなかさせられない事を、幼稚園で楽しませてもらっていると思って」と 快く応じて下さって、有難いです。
そんなゴタゴタした中ですが…、今日、急遽ピアノの演奏会をしていただくことになりました。
昨年 東京の大学、音大に行く直前、子ども達に演奏を聴かせてくれた卒園生二人が帰って来て、弾いてくれることになったんです!
あれやこれやとザワザワした毎日の中に、輝く星のように突然やって来た この貴重な機会、「わぁ、ぜひお願いします」と 急遽決まりました。
リズム室のグランドピアノを囲むように 子ども達が座り、卒園生の二人を紹介した後、演奏が始まりました。
一曲目は「名探偵コナン・メインテーマ」、二曲目は「agitato!」です。
ピアノの音が鳴ると、その迫力に 年長さんから年中、年少さんも皆、吸い込まれるように…、というより 呑み込まれるように聴き入りました。二人の連弾の演奏は 本当に素晴らしく、音の重なり、メロディ、展開が、そこにいた全員を魅了したようでした。
一曲目が終わって「何の曲だったか、分かった?」と問いかけられると、「コナン!」と 子ども達から返りました。
知っているあの曲が こんなに素晴らしいものになったことに、驚いた様子でした。
二曲目は「agitato!」、こちらも迫力のある、テンポの速い 息を呑むような演奏でした。
途中から年少さんは ガサガサし始めないかな…と心配していたのですが、見事な演奏は、小さな子どもでも 包み込んで逃さないんだなぁと思います。
今日の演奏会は、子ども達に いろいろな刺激を与えたことでしょう。
「わぁ すごい」「すてきやなぁ」「びっくりした」「カッコよかった」…、何でもOK、素晴らしい芸術に生で触れる喜びを 幼いなりに感じて、それが子ども達の内側に キラリと光る星のように輝いたら、こんなにうれしいことはありません。
終わった後は、年長さんの子ども達にサインをプレゼント、なつかしい給食も味わって、「やっぱり あいけいの給食は美味しいな」。
一人は今夜 もう東京に戻るとのこと、忙しい時間を割いて、あいけいの子ども達のために来て 演奏を聴かせて下さって、本当にありがとう。
又、東京での勉強、がんばってね。
* * * * *
( ↑↓ どんな日も、お外遊びはやっぱり楽しいね)