観劇 2022.11.21
毎年11月、観劇に出掛けています。
行先は 富田林のカッパ座、早朝降っていた雨も 子ども達が登園する頃には上がり、まずは一安心。
「せんせい、どんな おはなしか、すごく たのしみ」「まえ いったときも、おもしろかった」「おっきい バスに のるん?」 子ども達の期待はふくらんでいます。
今朝は 出発時間の関係で 裏の駐車場に、お家の方に送っていただき、表の駐車場には 大型観光バスが停まりました。
「うわぁ、これに のるん?」 見に出て来た年少さんがバンザイ、そうね、まだ生まれてから3、4年。
大型観光バスに乗ったことのない子が ほとんどですよね。
全員揃って、出発です。
ちゃんと並んで、順番に進みます。
いつも活動の前にはお礼拝、ですが、今日はバスの中でさんびかを歌い、お祈りをしました。
途中「せんせい、ここ、とおったこと ある」「わたし、あそこで おかいものした」等々、次々に見える景色に 更にワクワクが高まっていく感じです。
色づいた木々の葉も 目を楽しませてくれ、走ること45分程で カッパ座に到着。
バスから降りて、ぶたさんの着ぐるみ人形と一緒に クラス毎に写真撮影です。
それが終わると いよいよ中に入って、劇が始まりました。
捨てられていたのに、せつおじさんの手で 又 組み立て直されたロボット、ピンクとバルンのあったかい物語、今年は カッパ座のオリジナル作品です。
途中、くまのダンスレッスンが入って 子ども達も一緒に体を動かしたり、CGを駆使して ロボットの機械が幕に映ったり、キラキラが場内一杯に映し出されるミラーボール照明があったり、「わぁ…」や「あっ…」や「すご〜い」が何度もあって、その度に子ども達は身をのり出し、目を輝かせて見ていました。
1時間程 あっと言う間に経ち、幕が降りました。
「たのしかった」「すごかった」「かわいかった」、子ども達の心は 劇場の生の舞台にすっかり魅了されたようでした。
7、8人のグループに分かれて 舞台に上って、今度は ロボットのピンクと一緒に写真撮影、何だか夢のように感じた子もいたでしょうね。
全部終わったら、もう一度バスに乗って 幼稚園に帰ります。
いっしょうけんめい見た年少さんの中には、疲れて うとうとしてしまう子も。
園に着いたら、今日はお弁当です。
「せんせい、おなか すいた」の声も聞かれました。
お弁当のふたを開けると、お母さんの愛情が伝わってくるような、かわいいおにぎりや おかずがつまっていて、楽しくて 美味しくて うれしくて…、何度も満たされる子ども達ですね。