今日の幼稚園 2022.10.31
冷たい空気に包まれて、抜けるような澄んだ青空と まぶしい陽射し。
お休み明けは、気持ちの良い秋晴れになりました。
少し前から「どんぐり拾いに行きたいね」と 先生達で相談していましたが、今日は絶好の日、3クラス順番に 園バスに乗って出掛けました。
行き先は近くの西谷公園、バスだったら 幼稚園から5分の所です。
「せんせい、どんぐり いっぱい あるかなぁ」、「どんぐりって、いろんな かたちが あるねんで」と よく知っている子もいます。
「そうやね、樫の木とか くぬぎの木とか、木の種類によって できるどんぐりの大きさや形が違うの。今日は どんなのがあるかしらね」。
バスから降りて少し歩くと、あった、あった、いっぱい落ちていますよ。
「◯◯ちゃん、あった!」「あ、こっちに いっぱい」「せんせい、みどりのも あるよ」「ぼうし かぶってるのも ある」「これ、いっぱい ひっついてる」 次々 どんぐりを拾って、袋に入れます。
風で落ちたのでしょう、まだ茶色くならない 緑のがあったり、どんぐりの帽子だけが 小枝にいっぱいついているのがあったり。
「みて!」「こっち きて、こっち こっち」…、その合間に先生の声、「足もとに気をつけて。坂からころげたら あかんよ、気をつけて」。
年少さんは 危なくないように、手前の平らな所で採りましたが、年中・年長さんは 奥の坂の方まで行き、ひとしきり賑やかな声が響いていました。
どんぐり拾いって 不思議なんですよ、なぜか 拾っても拾っても、「もういらない」と思えないものなんです。
「あ、これ…、あ、こっちも、う…ん、もう少し欲しいね」と 後を引くんです。
ころんとかわいい どんぐりに、心惹かれるんでしょうか。
さて、持ってきたビニール袋に自分のどんぐりを入れて 満足した子ども達、バスに乗って戻ったら、お歌をうたったり、「もう ちょっと あそびたい」と園庭に出たり。
園庭の樫の木は まだ小さくて 実がなりませんが、葉っぱが 美しい秋色に染まって来ました。
「みんなのお手々と どっちが大きいかな、比べっこしてごらん」と言われて かわいい手を差し伸べたのは 年少さん、「せんせい、この はっぱ、あかいね」。
木によって少しずつ時期が違いますが、だんだん紅葉も始まりました。
季節は少し、前に進んだようですね。
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今日はハロウィーンなので、カボチャやオバケの髪飾りをつけたり、マスクにオバケの絵がついていたりの子も。
お弁当の時間になると「みて、オバケの かたちの おにぎり!」「わたしのも」、ハロウィーンのお弁当も 楽しいようです。