今日の幼稚園 2019.5.20
先週月曜日 大雨が降った後、いちご畑が水びたしになり、子ども達が入れなくなってしまいました。
予報によると、今日は 午前中からポツポツ来るとか。
「う〜ん、子ども達が登園して、そのあと…、11時くらいまで、何とか降らないで…。」と願って お祈りしていました。
心配で 何度も空を見ていましたが、午前中 大丈夫で、全クラス いちご狩りができ、年長さんは それに加えて、近所の畑で 給食用の玉ネギの収穫もさせてもらいました。
いちごは、土・日の間によく熟して まっ赤になり、「あ、せんせい、あった。ここにも あった。まだまだ あった」「せんせい、おっきいのも、ちっちゃいのも あるね」と 葉っぱの陰から顔をのぞかせていて、みんな喜んで採りました。
中には、採った時 果汁で染まった指を鼻に持って行って「あまい におい」と くんくんしている子も。
年長さんは、玉ネギの収穫です。
「えぇっ? たまネギって、とったこと ない」「たべたことは、あるけど…」「やってみたい」と 長ぐつをはいて、お馴染の 畑のおじさんの所へ。
畑の土は よく肥えていて 柔らかく、玉ネギも、子どもの力でも抜けます。
次々引いて、「おじさん、ありがとう」。
今日 年長さんが採った玉ネギは、給食の食材になります。
甘くて柔らかい新玉ネギのシーズンです。
さて、いちご狩りや 玉ネギ掘りが終っても まだお天気が大丈夫、「やったぁ!」と お外で遊ぶ 楽しげ気な声が響いて来ました。
年中さんは、先生から「早く走るためのコツ」を伝授してもらって、ヨーイ、ドン。
肘を曲げて しっかり振ると グンと早くなることを教えてもらっただけで、走り方が違って来ます。
応援にも熱がこもっていました。
自由な外あそびでは、年中、年少さんとも、大好きな大型遊具だけでなく、鉄棒にぶらさがったり、ブランコをしたり。
楽しんだ後は、美味しいお弁当。
給食も美味しいけれど、週一回 お母さんの作って下さるお弁当は 又、子ども達の楽しみです。
「せんせい、ほら、みて。ハートの かたち」「せんせい、この おにぎり、かわいい?」「みて、ウィンナー」
子どもの好きなものを 楽しく食べられるように 工夫して入れて下さっている、お母さんの愛情が伝わって来ます。
そう、そう、こんな かわいい 3才の子ども同士の会話を耳にしました。
「ねぇ、それ、だれ つくってくれたん?」
「うん、おかあさん」
「ぼくは…、おとう…、おかあ…、どっちやったかな」
「どっちでも、おいしいなぁ」
「うん、そうやねん」
かわいいでしょう?
スプーンを動かしながら ポツポツ話している3才の子ども達が、心をきゅっと熱くしてくれる、こんな時が大好きです。