今日の幼稚園 2022.6.7
たくさん雨が降ったので、田んぼの水が透明度を増して、小さな 植えたばかりの稲が整然と並んでいる様子が とてもきれいです。
今日は火曜日、年長さんは コーチとサッカーあそびの日です。
「じゃあ、いくよ! 今度は ボールを足で押さえて…」 コーチに言われて、子ども達のかわいい足が ボールを押さえたり、蹴ったり、追いかけたり。
年長さんのサッカーは 2グループに分かれて行なうので、もう一つのグループは お部屋で、絵皿の準備。
6月19日の父の日に向けて、お父さんの顔を絵皿に描くのが 始まりました。
えんぴつで描いて、更に絵の具で色を塗って、最後は先生がニスを塗って 仕上げます。
「えっと、うちの おとうさん、おひげ あるねん」「ぼくの おとうさん、めがね かけてる」、みんな お父さんを思い浮かべながら描いていましたが、そこへ先生からのアドバイス、「あのね、髪の毛、そんなにちょっとじゃなくて、もっといっぱい…、◯◯ちゃん、もっと描いてあげて」。
さて 年中さんは、大好きな「スイスイ・スイーツ」をお客様に披露して、その後は 時計製作です。
年中さんは「あじさい時計」を作っていますが、今日は あじさいを折り紙で折っていました。
スイスイ折る子もいれば、「せんせい、こう?」「せんせい、なんか、うまく いかへん」 ちょっぴり苦戦する姿も。
年少さんも時計製作、今日は難関「文字盤作り」でした。
まだ数字の読めない3才ですが、毎日 ♪ すうじの1は なあに こうば(工場)のえんと〜つ モクモク ♪ と歌って、数字に触れるようにしています。
白い紙皿を1枚ずつもらって、そこに 先生の書いた数字(色別になっています)を順番に貼って行くのですが…、「ハイッ、よ〜く見て、こっち見て、いい? 『12』の次、でも ぴったんこ くっついていなくて…、ちょっと離れて『1』を貼ります。見て 見て、こんなふう…」。
ポイントは「よぅく見て」にあるようです。
よぅく見た子は、「ああ、あそこやね」と理解してくれます。
年少さんの時計は、人生初の「1〜12」の子も多く、まぁ、ちょっぴり四苦八苦かな?
時計製作は クラスによって作るものが違いますが、ハサミ、のり の使い方、数字 等、いろいろな要素が工程に含まれるので、「う〜ん、ちょっと むずかしいなぁ…」の子もいます。
でも 大丈夫、分からない所は ていねいに教えてあげるよ。
がんばって 世界一すてきな時計を作ろうね、というところです。
5月のこいのぼり、6月の時計製作、そして その後に続く七夕飾り、それら一つ一つを作っていくうちに、だんだんハサミや のりの使い方も上手になって行き、手指を器用に動かせるように成長します。
子ども達の一学期のプログラムは、お楽しみとともに「がんばって できるようになった!」「できた!」が体得されるよう組まれているんですよ。
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( ↑ 年長さんのトトロ時計は、もうここまでできました)
( ↑ 梅雨入りが近く、てるてる坊主を 折り紙で作りました)
たくさん雨が降った後だったからでしょうか、巡回ヘリコプターが園の上を低く飛んで行きました。
「あっ、あの音、ヘリコプター!」と 急いで廊下に出た年長さん。
何と一回過ぎた後、子ども達に応えるかのように、戻って ゆっくりその機体を見せてくれました。