今日の幼稚園 2024.6.19
昨日の激しい雨が通り過ぎて、青空が広がりました。
雨に洗われたのでしょう、いつもより空気がきれいで 気持ちが良い気がします。
今日は週の半ば、水曜日。
年長さんは、中嶋先生の絵画の日です。
先回子ども達が作った紙版画を 中嶋先生が全部持ち帰って下さり、ていねいに刷って来て下さいました!
30人分 絵の具をつけて、こすって、刷り込むのは、とてもたいへんな作業だったと思います。
先生から「さぁ、これからみんなの版画を渡しますよ」と 一人一人名前を呼ばれて受け取りましたが、「わぁ、こんなに なってる…」「あ、すてきに できてる…」、刷る前はイメージだけだったのが、実際刷り上がって 色が映されると、ドキドキしますね。
今日はそこに、更にマーカーを使って絵を描き込んで行きます。
先回 先生の作品「恐竜」を見せていただいたのですが、そこに先生は「見て。恐竜が来たので…?」「いろんな どうぶつが にげてる!」「たいへんだぁって、にげてる」、逃げる動物達を描いて、一枚の絵からストーリーが広がるようにされました。
「みんなもやってみましょう。お話を考えてみて。どんなのもいいですよ。自分の思ったものを思ったように描いてみて。さぁ、どんなお話でしょう」と、子ども達の考えることが 紙の上に生まれて 広がって、まるで生きているように展開する感じで 進めて行かれました。
サメを版画で作り、その周りにたくさんの魚を描いた子、大きなトビウオを作り、大小 家族のトビウオを描いた子、恐竜の周りにカラスや鳥が来た所を描いた子、いろいろ 子ども達の中で広がる世界が 楽しくふくらんで表現されて、みんな自分の版画と絵に満足していました。
「表現して満足する」--これは とても大切なことですね。
思ったこと、考えたことを 自由に表現していいよという開放感、やってみる 好奇心の実現、それができて 受け入れられる喜びが「満足」を生むのです。
年中、年少さんは、それぞれ 七夕の笹飾り製作。
年少さんは輪つなぎで、ちょっと難しい。
「トンネル通して、のりを 色ついている方の端っこにちょっとつけて、ペタッと貼りますよ」 何度もくり返し 先生が伝えますが、「…わからない」の子も、のりベタベタの子も。
年中さんは、織姫彦星。
折り紙を折って体を作り、星の形の顔をつけます。
飾り物の中には 夏野菜もあります。
折り紙につなげたままで きゅうりを切り抜く、これもちょっと間違えやすいものですが、上手に 約束を守って できていました。
笹飾りは 各クラス 少しずつ作ってためて行き、七夕の前に持ち帰る予定です。
それから今日は、園庭にプールが出ました!
今年は パーツの一つが新しいものに入れ替えられ、それも今朝到着。
「プール きたっ!」 子ども達が見守る先には、大きなトラックの荷台に プールの一部がのぞいていました。
バスのおじさん、先生達で早速 園庭にプールが設置され、「わぁっ、はやく はいりたい!」「きもち よさよう!」と大喜びです。
プール開きは来週の予定。
今夏も、楽しく元気に 水遊びができますように。
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昨日 雨が小止みになった時、マーカーで描いた絵に雨のしずくを当てて にじませ、カサを作りました。
先生がモールで柄をつけて…、ほら、すてきでしょう?