今日の幼稚園ーー「つくる」 2022.1.25
1月も もうすぐ終わり。
子ども達の活動は、2月の作品展に向けて「ものづくり」中心になってきました。
あいけいの作品展は、年少・年中・年長、全クラスが 一つのテーマを決めて取り組んで行くようにしています。
今年は 子ども達の大好きな絵本、「100かいだてのいえ」。
主人公のトチくんが、100階建ての家に住んでいるという「ぼく」から手紙をもらって、行ってみることに。
この家には、10階毎に 違う生き物が住んでいます。
ネズミ、リス、ヘビ、ハチ…、「さぁ、何を作りたいかな?」 子ども達と話し合って決めたのは、カタツムリとカエル。
それじゃあ、年少から年長まで全員、カタツムリとカエル 1ぴきずつ作ろうよということで…(つまり、最終 102のカタツムリと102のカエルができるわけです)。
今 年少さんが作っているのは、カタツムリ。
ご家庭から届いたパックや箱などを置いたリズム室に みんなでやって来て、カタツムリのカラになるもの探し。
「えっと…」「あの…」 ゴッソゴソ、ガッサガサ、ああでもない、こうでもない… そして、「せんせい、わからない…」。
そこで先生が助け舟、「こんなふうにしても いいかも」「これも おもしろいよ」 いくつか例を出すと、「あぁ、そっか」、3才児なりに ふむふむと思うみたいで、又、ガッサガサ、ゴッソゴソ。
年少さんが やっとこ自分の思いの材料を探して お部屋に戻ると、しばらくして 年中さん。
こちらは、カエル。
先生からヒントをもらって、「う…ん、えっと、これ つかおうかな…、やっぱ…。あっ、これ、いいかも」 こちらは 年少さんよりしっかり探せるようですが、それでも ずっとのぞきこんで 自分のイメージに合うものを見つけるのに、時間がかかる子もいます。
パーティションで区切った リズム室の後方の部屋は、大小の箱や プリンの容器、ペットボトルのふた、毛糸、新聞紙…。
お宝かゴミか、紙一重というところでしょうね。
年長さんは、100階建ての家に住む「じぶん」作り。
もちろん 他クラスの子も後日、これも作ります。
102人のあいけいっこ、カタツムリ、カエル作りは しばらく続きます。
作るのが得意な子、苦手な子、様々ですが、それぞれが「あ、こんなふうにしたら、できた。これ、いいでしょ」を経験して、「作る楽しさ」に目覚めてほしいな と思います。
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( ↑↓ 年中さんは雪と雪だるまの絵、年長さんは鬼の絵も描いています)
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( ↑↓ 今朝、園庭で氷が張っているのを見つけました)