今日の幼稚園 2021.6.28
6月も早、最後の週になりました。
祝日が無くて長いイメージのある6月ですが、あいけい時計はコチコチ…、確実に時を刻んでいます。
田植えをしたばかりの頃、頼りなくヒョロヒョロ、風にそよいでいた稲の 緑が濃くなって、しっかり根付いて育ちつつあるのが分かります。
あいけいっ子も4月、5月に比べて、ちょっと逞しくなってきた感があり、あ、夏って、植物も 子どもも、ググッと成長して力強くなる季節なんだ…と思います。
さて 年長さんは、5月くらいから少しずつ鼓笛隊のおけいこをして来ましたが、今日は専門講師の安宮先生に教えていただく日。
今までで、大体の動きやリズムが分かって できるようになっていましたが、細かいところをチェックし、次の段階に進むためのアドバイスを いろいろいただきます。
適確で ちょっぴり厳しい安宮先生の指導、毎年 この日を境にして 年長さんの鼓笛がピリッとしまって、形作られて行きます。
年中さんは…、ただ今「小さい生き物」の楽しい観察や活動を展開しています。
お散歩に出て、おたまじゃくしを5ひき捕ってきたのは 先週火曜日。
「もう でた?」「あし、でた?」と楽しみに水槽をのぞき込む子ども達の姿を見て、木曜日「もっと捕って来よう!」と、先生達が道路に腹ばいになって つかまえて(おたまじゃくしって、すい〜っと逃げて 案外つかまえにくいんです)きたのがきっかけで、あいけいは今、にわかに小さい生き物ブームが起こっています。
今朝は、「せんせい、みて! あおむし! 1ぴきは もう、フタに くっついてるねん」 葉っぱに乗った1ぴきと、さなぎになる直前で 糸をかけている1ぴきを、飼育ケースに入れて、女の子がうれしそうに持って来てくれました。
こういうの、男の子が持って来てくれる事が多いので ちょっと意外、そして 又、うれしく思います。
みんなが興味関心を持ってくれているんですね。
他にザリガニもいます。
おたまじゃくしは大きくなったけれど、まだカエルにはなっていません。
今日は年中さん、観察した後で「ざりがにのひみつ」の本を 先生に読んでもらい、お絵描きをしました。
「ザリガニ」というお題は 本当はちょっと難しくて、年中さんには早いかな というものですが、新鮮な興味が湧いている時に 絵を描いてみようということになったのです。
「えっと、ハサミが おおきくって、よこから でてて…」「め(目)は、こんなふうかなぁ」
それぞれ 前に置いた水槽のザリガニや本を見たり、先生が黒板を使って説明した絵を見たりしながら、いっしょうけんめい描いていました。
「…せんせい、なんか へん? こんなに なんちゃった…」という子には、「うん、うん、ハサミの形を もう一回よく見てごらん。ほら、こんなになってるから…」とアドバイス。
後日、又 色ぬりをする予定、仕上がりが楽しみですね。
年少さんは、折り紙で 七夕の笹飾り製作です。
今日は織姫、彦星。
「まず、お山に折ります。こんなふうよ、よく見て。そしたら 次は…」
先生が 順番に説明して行きますが、よく聞いて、みんな がんばっていましたよ。
7月の七夕までには たくさんの種類の笹飾りを作って、お持ち帰りします。
もう一息、二息、がんばれ〜! ですね。
お昼、月曜日はお弁当なので、先週に引き続き「あさがおテラス」にシートを敷いた 年中さん。
細長い場所にプランターを置いているので、実際狭いのですが、ここで食べるお昼ごはんは「ちょう(超)おいしい」のだそうで、「せんせい、また いこ」「せんせい、テラス いこ」のリクエストが止まりません。
狭くても、机が置けなくても、「ああ、たのしい!」。
すてきなテラスです。
朝顔も、だんだんツルを伸ばしています。
きれいに咲きますように。
( ↑ 年少さん、手遊び 楽しいね!)